日曜の朝、自然百景を一緒に見たいから結婚しよう
・結婚へ向けて準備をしています。
去年の11月(2ヶ月くらい前かな?)に「もしかしたら婚前同棲ってのがはじまるかも…」って選択肢が増えた時に、こんなことをnoteに書いていたのだけれど…
先週、パートナーの御実家に”お付き合いをしている異性”として簡単にご挨拶にお伺いして、その旅行の帰りに結婚する気持ちをかためました。(かためたっていうかな?決めました?)
・自分の人生の中に結婚することを選ぶっていう選択肢が出来上がること自体を想像していなかったので、先ずは私自身って「結婚」が人生の選択しに湧き上がる事があるんだ~っていう驚き、それから「結婚」を選べるようになったときに「YES」と答えるんだ~っていう驚きを感じています。まさかな~。
・この先「結婚を申し込まられる」という経験は二度はないと思っているので、なんとなく書き残しておこうと思います。
・結婚の決め手ってなんなの~!?と狼狽えていた先月。圧倒的に決めてに欠けていたというか、決めるための基準がなさ過ぎて、なにを根拠に決めたらいいのかさっぱり分からなかったんです。分からなかったんだけれど、今回自分の中の明確なあれがありました。
・1/8(土)、パートナーのお家に挨拶へ行きました。
こんな調子でもだもだ言いながら言ったんですが…
その時の居心地の良さが凄かった。まず、全く他人である私へのウェルカム感があふれ出ていた。それから、家族(父、母、祖母、そして飼い犬)の仲の良さが噂以上だったことが、物凄く私の中で「結婚」を意識させました。
パートナーの人の好さが溢れているポイントのひとつに「親戚や友人を悪く言わない」っていうのがあります。まず、自分の身の回りのひとを下げて発言しない。謙遜して「うちの親なんて~」とか言いがちじゃないですか、そういうのも含めてほとんどない。それ以上に両親のこと、いとこのこと、遠方のおじさんおばさんのこととか地元の幼馴染のことも「いいひとなんだ~」っていうんです。ずっとマザコンなのかなって思っていたくらいでした。(マザコンに対して負のイメージがあるわけでない。私もシスコンでファザコンのマザコンなので。)
身内贔屓があるひとなんだろうな、と思っていたのだけれどご両親に会って「確かに素敵な夫婦で、素敵な家族だ」と感じました。友だちみたいに仲良しで、パートナーが愛されてすくすく育ってきたのを肌身で感じられたのはすごくいい経験をしたな~と思う。それから、「パートナーと結婚生活をしたら、こういう家族を目指せるのか~」と自分とパートナーの結婚生活を想像できたのも良かった。これが結婚って言う未来を想像する大きな一歩で、私にとっては決定打でした。
・挨拶を終えた後、パートナーが手配してくれた旅館(ホテル?)へ移動。温泉に入ったり、はじめてのおつかいを見たり、夕飯のバイキングを堪能したりしてまったり過ごしました。
そこで、眠る前に「マジで結婚しない?」って言われたのがプロポーズになるんだと思います。「え、いいよ」って言ったのだけれど、もう少し畏まったプロポーズに薄っすら憧れがあったことに、今になって気が付きました。指輪ぱかっ!がいいわけじゃないけど、あんな寝入りの言葉でいいのか、一世一代の誘い文句。でもまあ、こんな感じなのかな。
・センシティブっていうか、ちょっと下の話しになるけれど、これを読むのは未来の私が思い出に耽りたいときっていう前提で書き残しているので赤裸々に書きます。性事情をしりたくないぜってひとは飛ばしてください。
私はノンセクシャルの傾向が強い、自称アセクシャル(性行為に積極性がない、または性欲がないセクシャリティ)です。私の人生の選択のなかになんとなく結婚という選択肢が浮かんでこなかったのは、この性自認も一因なのかな~と思ってます。(全てではありません。そもそも恋愛に興味がないっていうのが一番大きい原因なので…)
今のパートナーには、お付き合いを始める前にこの件についてお話し(カミングアウト)していて、交際期間の4ヶ月は全くそういう接触はしていません。理解してくれているし、その辺を寛容に受け入れてくれていて安心しています。なかなか、出来るようで実行するには難しい事だと思うし、恋愛関係の果てにつきものという発想がポピュラーであると理解はしているので、本当に私自身に寄り添って考えてくれるいい人との出会いがあったな~と感動しています。
マジョリティ(私たち場合、性行為を一緒に楽しみたいと思っているパートナー)から、マイノリティである私に結婚を申し込むのはなかなか勇気のいることなんじゃないでしょうか。
・もしかしたら、検索とか何かで同じ考えを持っているマイノリティの皆さんがこの記事を読んでいるとしたら、そして少しでも体験談を聞きたいと感じていらっしゃれば、ほんのちょっぴり参考までに。
私たちの場合は、私の思い「性的接触はなしでいい」というのとパートナーの「一緒に楽しみたい」の折衷案を採用しました。「こういうことならOK」っていうラインを話し合って(一応、実践を交えました)、うまいことお互い満足に出来るスキンシップを発見したので、私とパートナーにおいてのセックスはこれっていう二人だけのルールを決められたことも、結婚に舵を切れた理由です。
・結婚に向けて準備をする、という事が決まったので、これからパタパタッとやることが増えました。私の両親にもパートナーに在ってもらったり、私が嫁ぐのか、パートナーが婿入りするのか、二人で暮らす場所はどこにするのか、パートナー家族と私の家族の両家顔合わせ会の日程(コロナ過なので実行できるかどうかも含めて)話し合ったり、なんだりかんだり。
・先ずは週末、私の両親にパートナーを紹介します。
交際相手として紹介するつもりだったけれど、うっかり結婚のお許しを貰う面会になるので、出来るだけ和やかになったらいいな~と思ってます。
・とりとめなくなったけれど、また人生ゲームが1コマ進むようなときには忘れないように思い出を書き留めたいとおもいます。未来の自分、呼んでますか~。
いつも「スキ!」ありがとうございます。 お礼コメントに私のスキなことも詰め込みましたのでお楽しみください。10分の1の確率で「大好き!」が出現します。