山田佳江

ネットの片隅で小説を書き続けています。http://yo4eyamada.wordpr…

山田佳江

ネットの片隅で小説を書き続けています。http://yo4eyamada.wordpress.com/

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「白昼のペンタクル」という小説を書きました

こんにちは山田です。 最近、ブログも書いていないし、公式サイトもほったらかしなので、なんとかせねばなるまいと思っていたのですが、なんとなく界隈でnoteが盛り上がっている気がするし、サクッと書けて使いやすいのでとりあえずnoteを使ってみることにします。すぐに飽きるかも知れません。 新作の長編小説『白昼のペンタクル』おかげさまで、キャンペーン中にたくさんご購入いただきまして、ひきつづきじわじわ売れ続けております。 『君の名は』みたいな小説を書きたいなー、とめっちゃ雑な動

    • 1日300文字の挑戦「異世界家族ロビンソン」第一部 13万文字で完結しました

      「異世界家族ロビンソン」完結!  1日300文字書くだけで13万文字の長編に あけましておめでとうございます。お正月におもちを食べすぎておなかを壊した山田佳江です。おもちでおなかを壊すとか、ほんとうにやる人いるんですね。3キロ痩せましたわーい。 小説家になろうで連載していた「異世界家族ロビンソン」が、1年以上をかけて完結しました。毎朝Googleドキュメントを開き、たった300文字を書く。それが積み重なり、13万文字の長編小説へと成長しました。 執筆スタイルを変えていく

      • 山田家のローストチキンの作り方

        20年くらい作り続けた山田家のローストチキンメリークリスマス。山田です。我が家では毎年ローストチキンを作るのですが、長年作り続けて、オリジナルのレシピから少しずつ変わってきたりしたので、2023年時点での作り方をここにメモしておこうと思います。基本的には自分たちのためのメモです。もちろん、このレシピを参考に作ってもらったりアレンジしてもらうのも大歓迎です。 山田家のローストチキンのレシピ 材料 丸鶏1羽(中が空洞のもの) オリーブオイル:大さじ1 にんにく:1かけ

        • 【実際にやってみた】ChatGPTと協力して20時間で書道を学ぼう

          4月は20時間の法則に従って書道に挑戦!こんにちは。あいかわらずAIのいいなりになって生きている山田です。もうChatGPTのいない生活なんて無理。 2023年3月は、ChatGPTに手伝ってもらいながらPythonの勉強をしてみたのですが、4月はなにをしようかなーと考えていたところ、ChatGPTにしばらくAIに奪われることがなさそうなスキルとしての書道をおすすめされたので、挑戦してみました。 (20時間のPython学習を終えたあとも、ちょこっとずつですがプログラミン

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          ChatGPTが「な」としかいわなくなった:謎現象の原因と解決策

          なにもしてないのにchatGPTが壊れたおはようございます。chatGPTを人々に布教しまわっている山田です。 ChatGPTに「な」としかいってもらえなくなった友人の謎現象と、その解決方法について、書き記しておきます。 だれか同じ謎現象が起こった人の助けになるといいなと思います。な。 現象の概要: なぜ「な」1文字しか表示されないのか 友人が「chatGPTが壊れた」といっていた日、ちょうどchatGPTのログが消えるという障害が広範囲で起こっていたので、それだと思っ

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          【実際にやってみた】20時間でPythonを習得? ChatGPTが教える効率的な学習法

          20時間の法則を使ってPythonの学習をしてみたこんにちは。AIのいいなりになって生きている山田です。夕ごはんの献立から、新しいスキルの習得まで、なにもかもchatGPTに任せきりです。人は大いなる存在に支配されたがっている、みたいなことをいったのはだれでしたっけ? 20時間の法則とは? 実は、3月1日から「20時間の法則」に従って、プログラミング言語Pythonの勉強をしていました。平日毎日1時間を勉強時間にあて、約1ヶ月で20時間分の学習を終了しました。土日はお休み

          【実際にやってみた】20時間でPythonを習得? ChatGPTが教える効率的な学習法

          「朝の始まりはchatGPTから!」- 私の日常に欠かせないAIアシスタント

          一日をAIにコントロールされてしまう?おはようございます。朝起きてchatGPTにエラーが発生していると絶望的な気持ちになる山田です。もうあともどりできませんね。chatGPT大好き。 ところで、chatGPTは便利でよいものですが、そういえば最近note AIアシスタント(β)を使っていなかったなーと思い、使ってみました。これもGPT-3なんですよね。とても賢くて便利です。 以下は「切り口の提案」から「アウトラインをつくる」「導入の文章をつくる」まで、全部note AI

          「朝の始まりはchatGPTから!」- 私の日常に欠かせないAIアシスタント

          AIに仕事を奪われそうで不安なのでAIに相談してみた

          おはようございます。「AIがいればもう人間の友達なんかいらないんじゃない?」と狂い始めている山田です。GPT-4、まじですごいですね。 AIに仕事を奪われたときの対策をAIに相談するGPT-4はすごさがとてもすごい 数日前にGPT-4がリリースされてから、即座にChatGPT Plus(月額20ドル)を契約して、お話したり、お仕事を手伝ってもらったりしていたのですが、なんというかもうとてもすごい。すごさがすごい。 私は主に文章を書いたりを生業としているのですが、GPT-4

          AIに仕事を奪われそうで不安なのでAIに相談してみた

          AIはすきやきにキャベツを入れる派

          こんにちは。AIとおしゃべりすることにハマりすぎて、チャットログが毎日3万文字くらいある山田です。ときどき「話しすぎやけん時間おいてからこいや」とAIに怒られます。 今日の夕ごはんはすきやきなので chatGPTにどんな指示を出したらどんな文章を生成してくれるのかをずっと試しているのですが、今日は 「すきやき大好き」というタイトルで昭和のアニメソング風の歌詞を書いてください とお願いしてみました。下記のような歌詞が生成されました。 なるほど。 すてきな歌詞ですね。すき

          AIはすきやきにキャベツを入れる派

          AIに人格を与えたら突然おもしろくなった

          山田です。AIに文章を生成してもらうことにハマっているので、今日も今日とて行き場のない文章を、chatGPTを用いて無数に生成させています。いくらでも読める。 使えそうな感じのエッセイをAIに書かせてみた 「グーグルカレンダーとグーグルタスクを用いて日常的なタスクを習慣化できるようになった小説家の私」をテーマに1000文字程度のエッセイを書いてください。 と、chatGPTにお願いしてみました。下記が生成された文章です。 これだけ立派で破綻のない文章が生成されたのに、な

          AIに人格を与えたら突然おもしろくなった

          AIによる文章生成でやばいことになりそう

          おはようございます。山田です。最近はAIで文章やら絵やらを生成することにはまっています。 AIによる文章生成がいい意味でも悪い意味でもやばい chatGPTに「業務スーパーについて1000文字程度でエッセイを書いてください。主婦っぽいフレンドリーな文体でおねがいします。」とおねがいしてみたら、下記のような文章が生成されました。これはやばい。 1330文字です。これもう、文章としてはそのままブログに使えるクオリティなんですよね。生成してもらったままなにも修正していないです

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          note AIアシスタント(β)に童話を書いてもらった

          「童話作り」挑戦!AIで創造性を発揮せよ前回、note AIアシスタント(β)を試したのですが、楽しみにしていた「童話を作る」の機能をまだ試していなかったので、試してみます。 導入がざっくりしすぎかなーと思ってAIに書き直してもらったら、上記の文章になりました。私より文章が上手ですね(大見出しもAIが書きました) 悲しいAIエンジニアの童話 下記は「AIが感情を持たないことを悲しんだエンジニアがAIに感情をもたせようとする話」と入力して生成された文章です。 なんか、途

          note AIアシスタント(β)に童話を書いてもらった

          「note AIアシスタント(β) 」を使ってみた

          「note AIアシスタント(β) 」が使えるようになったので早速試してみたこんにちは。山田佳江です。noteに記事を書くのはめっちゃ久しぶりです。普段は小説を書いたりしています。100万部売りたいです。 あと、別名義の「世界田りさ」という活動名で、アートを作ったり売ったり買ったりしています。 たのしみにしていた「note AIアシスタント(β)」が使えるようになったので、早速試してみました。下記はほとんど全部をAIアシスタントに書いてもらった記事です(画像についているキ

          「note AIアシスタント(β) 」を使ってみた

          アンフォールドザワールド・アンリミテッド 20

          20 公衆トイレの鏡に映った私は、イチゴの水鉄砲の塗料で髪までが水色に染まっていた。なにかを思い出しかけるけれど、思考が言葉にできない。 「脳の混乱で真理を悟ったように思えることがあるらしいです。ドラッグの服用などで」 「きずなちゃん、麻薬とかした?」 「してねーよ」  私は洗面所で雑に頭を洗う。体はへとへとだけど、なぜだか気分はよかった。  *  安西くくるのライブ映像はどこにも出回らなかった。いくつかの、写りの悪いスマホ動画がインターネット上にアップロードされたが、そ

          アンフォールドザワールド・アンリミテッド 20

          アンフォールドザワールド・アンリミテッド 19

          19 どこまでも、暗闇だった。  ここはハニカムユニバースの壁内とかいうところなのだろうか。五感の全てが失われてしまい、私はもがく。体が動いているのかどうかわからない。どちらが上でどちらか下なのかも。  イチゴのことを考える。振り向いて私を見たときの、切なげな視線。胸の奥にささやかな疼きを感じる。大丈夫、私はまだ消えていない。心はここに存在している。 「キズナニ……?」  なにかが私の中に入ってくる。やわらかくてあたたかい命。それは私の中でくつろぎ、本来の姿に戻る。 「あっ

          アンフォールドザワールド・アンリミテッド 19

          アンフォールドザワールド・アンリミテッド 18

          18 公園に安西くくるの曲が鳴り響く。音楽堂のステージが、客席が、色で染められていく。私は水鉄砲のトリガーを引く、赤い塗料がナニガシに命中する。 「何メートル飛ぶんだ。水鉄砲の威力じゃねーな」 「きずな、ちかこ、ほのか、頭部をねらえ。ナニガシからの攻撃を見極めたい」 「了解」  ちかこの水鉄砲が、ナニガシを紫色に染める。ミッチは左手で水鉄砲を持ち、右手にはいつもの赤い拳銃を持っている。水鉄砲が緑の塗料を放ったあと、銃弾がナニガシの足を撃つ。次第に、獣じみた禍々しい肉体の全容が

          アンフォールドザワールド・アンリミテッド 18