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「白昼のペンタクル」という小説を書きました

こんにちは山田です。

最近、ブログも書いていないし、公式サイトもほったらかしなので、なんとかせねばなるまいと思っていたのですが、なんとなく界隈でnoteが盛り上がっている気がするし、サクッと書けて使いやすいのでとりあえずnoteを使ってみることにします。すぐに飽きるかも知れません。

新作の長編小説『白昼のペンタクル』おかげさまで、キャンペーン中にたくさんご購入いただきまして、ひきつづきじわじわ売れ続けております。

『君の名は』みたいな小説を書きたいなー、とめっちゃ雑な動機で書き始めた小説だったのですが、かなり面白い小説に仕上がったと思います。『君の名は』っぽいかどうかはわかりません。若干ぽいような気もするし、全然違うような気もする。

執筆記録を見てみると、2020年の5月6日からプロットを作り始めて、6月15日に初稿が完成、7月1日にKindleダイレクトパブリッシングでの出版手続きをしています。およそ2ヶ月弱で、10万文字超えの長編小説を出版したことになりますね。やばくね? 私超人じゃね?

eスポーツでワールドカップを目指す高校生の天本直希は、派手な身なりの同級生、野原紗希と出会う。ゲームオタクとギャル、という相容れないはずの二人は次第に惹かれ合っていく。しかし直希が「鏡のパズル」を解いてしまったことをきっかけに、紗希は唐突に直希の前から姿を消す。彼女は最初から存在していなかったことになり、周囲の人間も全て紗希のことを忘れていた。直希は鏡の伝承を調べ、紗希を取り戻すために奔走する。

ざっくりこんな感じのお話です。自分の中では、ようやく胸を張って「これこそがエンタメだ」といえるエンタメ小説が書けたような気がしています。

コロナ禍で子供たち三人がずっと家にいたり、母が入院したり、脳梗塞の後遺症が残る父のめんどうを見に実家に通ったり、リモートワークで仕事をしたり、といった厳しい環境の中でも安定して執筆をすることができたので「私すごい! 私は超人だ!」とか思っていたのですが、初稿が完成した翌日の、母の退院日に、自分が血尿を出してぶっ倒れてしまいました。残念ながら超人じゃなかった。

毎日執筆を続けていたのですが、反省して、土日は執筆をお休みすることにしました。これからも引き続き、体調に気をつけて無理をしない程度に頑張りたいと思います。

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