ダーツ、ビリヤード、DJブースを備えたパーティ会議室…freeeの本気を詰め込んだらこうなった。
freee大崎ネスト(オフィス)にまつわる記事、今回はゲーム会議室に続いてパーティ会議室についてお伝えします。
freeeはなぜ、何のために「コンセプト会議室」をつくることにしたのか。共通の背景がありますので、まずはこちらの記事もお読みください。
はじめにfreeerの声ありき。
パーティルームも他のコンセプト会議室同様、社内からアイデアや妄想を募る中で、「DJブースを備えた防音の部屋」「社内でカラオケがやりたい」「ダーツやビリヤードが欲しい」といった声が上がっていました。
ゲームやカラオケに加え、社内の軽音部が使えるようなスタジオ機能を備えた部屋、というアイデアもあったのですが、実現性から機能を分けて、「ゲーム部屋」と「パーティ部屋」ということで要件が定められていきました。
さらに、コロナの前はオフィスで「みんなでサッカーとかラグビーオリンピックを一緒に見て盛り上がる」ということがあり、「そういうことがこのオフィスでもできるといいよね~」と、「パブリックビューイングができる場所」「スポーツバーのような雰囲気の部屋」というように、具体的な要件が固まっていきました。
設計に関わったメンバー
Yo
2022年4月、Culture Infraチームの創設メンバーとして入社しました。何をやっているかは過去のnote記事を参照してください。
このパーティ会議室では、他のコンセプト会議室のような特定のプロジェクトオーナーが明確に決まっておらず、複数人で進めている状態でした。
そこにダンスやDJ経験のある私がfreeeに入社することになり、携わることになりました。これは冗談でもなんでもなく、入社して最初の仕事が「DJ機材の選定」でした😂
sotaro
前職は広告代理店で営業職やオンライン音楽フェスをやったり。現在はfreeeにてCultureDevelopmentという部署で企業文化の進化・従業員体験の向上を担ってます。
パーティ会議室の名前や機材はこうして決まっていった
会議室のネーミング
freee大崎ネストの会議室は、会計や人事労務などの用語が付けられていますが、パーティといえばお祭り。そして人事労務の世界におけるお祭りといえば…年末調整!ということで、この部屋は「ネンマツチョウセイ」という名前に決定しました。
部屋の入り口にはイラストロゴ、中にはネオンで表現されています。世界中探しても、こんなネオンは無いと思われます😂
DJ機材の選定
前述のとおり、私Yoの最初の仕事がこの機材選定でした。
本格的なDJブースといえば、アナログレコードを再生するターンテーブルが2台、CDJが2台、そしてDJミキサーという構成なのですが、freeeのメンバーに広く触ってもらえるようにしたい。そう考えると、レコードやCDを持っていないと音が出せない、というのは違うな、と考えました。
むしろ昨今は、PCに音源さえ入っていればDJができる「PCDJ」が主流…しかし、社用のPCはNGだし、家からわざわざPCを持ってくる人も限られるよな…などと思いつつ、社内で知り合ったDJ何名かに相談をすると、「オールインワンタイプが良いのではないか」というアドバイス!
DJ機材における「オールインワンタイプ」とは、楽曲データの入ったUSBメモリを1本挿すだけですぐDJが出来るというもの。
こうして機材はPioneerのハイエンドモデル、XDJ-XZに決定しました。決定後、正式発注直前に、国内限定150台のホワイトモデルが発売されるというニュースが飛び込んで来たため、そちらに変更。部屋のデザインにも馴染むものになりました。
さらに裾野を広げるために「手持ちのスマホでDJができる」Pioneerのエントリー機器、DDJ-200も導入することとしました。
こちらは手持ちのスマホに専用のアプリを入れることで、そのアプリと連動してDJが出来てしまう、お手軽かつ優れものです。
以上、長くなりましたが、このようにDJ機材を決定していきました。
ビリヤード台の選定
yo,sotaro共にビリヤードに関してはほぼ無知。
そこで、社内のビリヤードが好きなメンバーに相談!
本格的な試合が出来るサイズ・質のもの、且つ部屋のデザインに馴染むものとして、JBSの競技用のビリヤード台に決定!
かなりの重量なので、床面に問題が起きないかなどの検証も同時にやっていきました!(オフィスへ導入考えている方、ちょっと注意が必要です!)
ダーツ台の選定
こちらは選択肢として「DARTS BEAT」or 「DARTS LIVE2 EX」がありました。
DARTS LIVE2は人気機種で中古しか手に入らない状況だったのですが、社内のダーツ部のメンバーに相談したところ、全国のダーツバーで起用されていてメンバーにも馴染みのあるDARTS LIVE2 EX一択!ということでこちらに決定しました。
カラオケの選定
実はカラオケ導入時に、カラオケボックスにあるような本格的な機材を入れるアイデアもあったのですが、さすがに費用の面から断念。
アイデアとして、「カラオケJOYSOUND for Nintendo Switch」を導入することにしました。
これならスイッチ本体&90日ごとに約3,000円でカラオケし放題!安価でお手軽ですね。
全体のAV設計
忘れてはいけないのですが、この部屋は会議室なので「ビデオ会議」に対応した設備が備えられています。
これと連動し、「パブリックビューイング」「スポーツバー」の要件を満たすため、メインモニタ1枚に加えて、バーカウンター上とDJブース上部にもサブモニタを設置。
ビデオ会議、PC、カラオケ、YouTubeやBlu-rayディスクの再生、テレビ放送など、あらゆるソースを部屋の3枚のモニタで上映することが可能です。
また、DJブースやモニタ側の音源は全て、天井に埋め込んだ5つのスピーカーから流れます。
完成後の利用状況
この「ネンマツチョウセイ」は基本収容人数27人と広いこともあり、日中は通常のミーティングのみならず、チームのオールハンズ(チームメンバーが一堂に集まり、現状や今後の方向性を確認したり、コミュニケーションを取る場)に利用されています。
また、夜間はまさにパーティルームとしての本領が発揮され、チームビルディングや歓送迎会、DJ部の部活などなど、チームを横断した集いが日々開催されています。
先日、ハウスDJとヒューマンビートボクサー(口でビートを刻む技術を持つ人)2名のメンバーでセッションが始まり、オフィス内であることが信じられない光景でした。
今後も機材のみならず、さらに防音性や音質をグレードアップして、さらに楽しく快適な空間にしていきたいと考えています!
おわりに
freeeは働きやすい会社を一緒に作っていって頂ける仲間を募集しています!
こんなfreeeにご興味をお持ち頂けましたら、以下のページからぜひエントリーを検討いただければ嬉しいです。
募集職種一覧はこちらから
freeeのイベント案内やカジュアル面談フォームはこちらから
さらにさらに、本記事執筆時点では、私のチームCulture Infraでイベント配信を主に担ってくれる方を大募集中です!Tech × Culture で世の中を変えていきたい方はぜひお申し込みください。カジュアル面談からでも結構です。
freeeは「あえ共freee」というマガジンから、freeeの事業や組織に関する情報を「あえて、共有」しています!ぜひフォローをお願いします(^^)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?