見出し画像

「自分がすべきこと」 2年 原壮志

平素よりお世話になっております。
今季首脳を務めさせていただくこととなりました。経営学部経営学科2年の原壮志です。
脈略のない長い文章にはなりますが、是非最後まで読んでいただけると幸いです。
 
前回の部員ブログでは、「自分の性格」について書かせていただき、内容としては自分が非常にネガティブで、この性格を改善していきたいといった内容でした。この性格は改善できるなら改善したいですが、この20年間で染みついてしまっていて改善することは不可能に近いのかなと最近感じています。それに加えて、ネガティブだからこそできることもあるのではないかとも感じるようになりました。それは、現状の自分に満足することがないという点です。まだ自分にはここが足りてないな、あれができてないなといったことを常に感じます。そういったことを考えていると気持ち的には沈んでいき、自己嫌悪に陥りやる気をなくしてしまいそうですが、沈むこともなくこういった状況に慣れてしまいました。精神面の考え方については同期の武岡とは真反対で、近くにいるとたまに良い影響を受けることができます。本当に滅多にないのですが、見習うべき姿勢でもあると感じています。去年からの精神面の変化はこのくらいなので前回の続きはこのくらいにしたいと思います。
 
最近非常に感じていることは、自分の中のあたりまえのレベルを上げていかないといけないなということです。先ほども書いたように現状の自分に満足することができていない、つまり、まだ伸び代があると考えられます。その伸び代を活かすも殺すも自分次第で、自分がそこをどれだけ追求できるかで今後の自分が変わっていきます。例えば、筋トレに行く、毎日ストレッチをする、自主練をする、といったように自分の中のあたりまえを作り習慣化しなければいけません。現在、私はこの伸び代を完全に生かすことができているわけではなく、もっと自分に厳しくならないといけないと思います。
 
こういった伸び代を活かすためにする行動については、人に言われてやるようなものではないと思うし、もっとうまくなりたい、これができるようになりたいという気持ちで始め、自分の意識が変わらないと続かないと思います。横国サッカー部は非常に意識レベルが高く、気づけば誰かが残って練習をしていて、オフの日でも筋トレや自主練に励んでいる部員が多くいます。やはり自分はまだまだできることがあるし、周りの部員を見ていると全然足りていないと感じさせられます。
 
11月6日に関東プレーオフの國學院大學戦があり、私はその試合ではピッチに立っているわけでもなく、ベンチに座っているわけでもなく、応援席に立っていました。その前日にメンバーが発表され、バックアップメンバーにも入らなかったことが非常に悔しかった、ただただ悔しい、そういった気持ちでその日を過ごしました。しかし、翌日の試合を見て自分はまだまだこの舞台に届かないレベルで、選ばれなくても仕方がないプレーしかできていなかったと気づきました。でもこういった試合を現地で直に見て、雰囲気を肌で感じることができたことは自分の中で一つ得られたものでした。
 
プレーオフで負けて悔しくなかった選手はいないと思うし、今後チームとして成長してくためには、私は横国サッカー部をもっと部員同士でよい影響を与え合う関係性を築き上げなければいけないと思います。それは先輩でも同期でも後輩でも同じポジションの選手でも誰でもいいと思いますが、誰かが頑張っているから自分も頑張ろう、あいつには負けたくない、そんな気持ちが生まれて、お互いに意識しあって高めていける、そんな環境を作りたいです。
 
各個人のあたりまえのレベルが上がることにつながり、そしてその各個人のあたりまえのレベルの上昇がチームのあたりまえへと変化し、さらにチーム力の向上につながると思います。私はそんな環境を作るために今後まずは自分のあたりまえのレベルを上げ、周りに影響を与えることができるような存在になっていきたいです。そして、一年後にプレーヤーとしてプレーオフのピッチに立つこれを目標に日々の練習に励みたいと思います。
 
首脳をするにあたって考えたことを述べさせていただきたいと思います。去年の今の時期は自分が首脳をやるとは想像もしていなかったです。でもAチームに入って県リーグや様々な公式戦を経験するにつれて、横国サッカー部を少しでも良いチームに、良い組織にするために貢献したいと思うようになりました。でも正直首脳をやる覚悟を決めることにも時間がかかりました。なんせこんな性格だから、「自分が首脳でいいのだろうか」という不安がありました。そんな不安も、自分が首脳にふさわしいのかなんて自分が決めることじゃなくて、周りが自分の行動を見て判断してくれるだろうという考え方に変えていきました。だからこそ今後自分が行動、言動、すべてにおいて意識を変えなければいけないと感じました。
 
自分たちが首脳学年になって一ヶ月しか経っていないですが、部活を運営するにあたって感じたことを伝えたいと思います。現在の一年生に伝えたいことは、この組織では自分のモチベーション次第で様々な役割を果たすことができるということです。それはサッカー面においても運営面の両方において言えることですが、運営面について今のうちに様々な課が実際にどんなことをしているのかを知ってほしいです。私自身も首脳学年になるまではそこまで運営面に携わっておらず、偉そうなことは言えないですが、伝えたいことは「各課のやっていることを具体的に知ると、意外と面白くてやりがいがあるよ」ってことです。各課の具体的な活動内容を知らなければ入ってみようと思うことはないし、興味を持つこともないと思います。私は今、去年もう少し運営面に携わっていれば良かったという後悔があるからこそ、一年生には今のうちに情報を集めてそうならないように行動してほしいです。
 
長くなりましたが、このブログで伝えたいことは、今年は意識を変えてチームを引っ張っていけるような存在になるから今後の自分を見ていてほしいということです。最後まで読んで頂きありがとうございました。
 
横浜国立大学体育会サッカー部 原壮志

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?