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本格派!和紙 手すき体験

こんにちは、横浜国立大学美術科です‼️
今回は、和紙の手すき体験をしに、日本橋に江戸時代からある創業360年の「小津和紙」さんへ行ってまいりました。

版画制作の際に和紙は扱えど、いざ作るとなるとその原料さえちんぷんかんぷん…🤔初めてのことに緊張しながらもわくわくした気持ちで向かいます❗️
前半は和紙の手すき体験。
まずは、和紙の原料やつくり方を学びます。

和紙の三代原料
和紙のつくり方
楮(コウゾ)の茎の皮が原料だそう…
初めて触る和紙の原料に驚き!

和紙のあれこれについて学んだところで、いざ手すきにチャレンジ‼️
チャンスは3回、さすがに1回目はうまくいきません😂

和紙をすいたら、模様付けを行います。落水紙という技法で、七宝や麻の葉、青海波など日本を感じる伝統的な模様の中から選ぶことができました。

つけたばかりの模様がこちら!

模様を付けて、乾かしたら和紙の完成です👏
全員が、選ぶ模様から紙の厚さ、模様の出方までそれぞれで、個性あふれる作品たちが出来上がりました‼️

さて後半では、「小津和紙」さん内にある展示スペースで、和紙の歴史と種類などを学びます。
ここでは和紙の活用方法の多さにびっくり😳
絵や文字をかくだけではなく、人形や行燈、和紙でつくった系からできたハンカチや靴下に、なんと和紙でつくったウエディングドレスまで💍
ひとつの素材が、工夫次第で何通りもの作品に変身する……これは美術(教育)においてもとても大切な捉え方なのでは?!と再発見させていただきました👍
撮影禁止だったので写真がないのが残念です…

そんなこんなで、和紙の世界を堪能し、いつのまにか3時間も経ってしまっていました😳
最後には、各々和紙や糸、和紙でできたメモ帳などお土産を購入し、「小津和紙」さんをあとにしました。

なかなかできない和紙の手すき体験、すばらしい経験をしたなとしみじみ感じております。
今では職人さんの数も減少し、後継者が見つからない問題も出てきています。こういった体験を通して、少しでも和紙の世界に興味を持つ人が増えるといいですね❗️

今度は、今回来れなかった美術科の学生を引き連れてまた伺ってみたいなと思うところです☺️

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