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独立開業までのリアル〜転職から副業編〜

こんにちは。
先日、【独立開業までのリアル〜理学療法士1年目から転職編〜】を投稿しましたが読んでいただけましたでしょうか?

理学療法士として期待に溢れて整形外科クリニックに就職したものの、理想と現実は異なり、自分の働き方を見直した話でした。

さて、今回は転職から副業編ということで、どんな場所に転職して副業を始めていったのかを話していきたいと思います。


茨城県へ帰郷し転職と副業開始

当時お付き合いしていた彼女(現在は奥さん)が地元にいたので、転職するタイミングで同棲しようという話と、知り合いの理学療法士からの紹介もあり、地元の茨城県に転職することとなりました。

転職先も整形外科クリニックとしたのですが、基本的に17時には勤務が終了するのと、副業が自由な職場だったので、18時から21時くらいは副業に使えました。

(以前の職場は副業禁止だったのと、8時から20時(遅い時は22時)くらいまで働いていたので、かなり自分に時間が使えるようになるなと思いました。)

転職する前から副業先のピラティススタジオを探していて、コンタクトが取れていたので、3月に転職して5月からピラティスインストラクターとしての活動も始めることができました。

慣れない運動指導に苦戦しながらも、週2日は整形外科での仕事が終わってから電車に乗ってスタジオに行き、21時までお客様対応をしていました。

属するか?自身で行うか?

そんな中、次のステップはどうしようかとも考えていて、独立開業するために1から自分自身で始めるか、フランチャイズで開業するかを悩んでいました。

当時、全国に展開し始めていたピラティススタジオがあったので、そこの代表の方に連絡をし、実際にそこで始めていこうとも考えていました。

そのための自己資金を貯めるために、他のピラティススタジオでも副業を始めようと思い、職場の整形外科から近いピラティススタジオでも週2日で副業を始めることにしました。

色々と行動していく中で、周りから声をかけていただく機会も増え、都心でピラティススタジオを経営している方からお誘いをいただきました。

フランチャイズで開業をするのと、声をかけていただいた方の下で働くのと迷った挙句、後者を選んで茨城から2時間半くらいかけて東京や神奈川でレッスンをすることにもなりました。

その結果、フルタイムで整形外科に勤務しながら、週5〜6日ほどピラティススタジオでも副業をするという過酷な状況を自分で作ってしまっていました。

その時は、当初自分で決めていた『独立開業をする』という気持ちから迷いが生じてしまい、フラフラといくつかのスタジオで働いてしまっていましたが、自分の気持ちのブレが自分自身を疲弊させたのと、働いていたスタジオの方に迷惑をかける結果を招いてしまいました。

結果的に、2ヶ所のピラティススタジオはそれぞれ半年ほどで辞めることとなり、地元のスタジオに絞って週3日で副業をすることとなりました。

1ヶ所に絞ったことで体力的には楽になりましたが、またさらに今後の道を迷わせるような出来事が起こりました。

出資をしてくださる社長さんがいるので、その会社でスポーツ事業を興してほしいという声が先輩からかかりました。

興味はあったので、話を聞いてみようと実際に会って何度か話をしていましたが、何かが違う…という気持ちになっていました。

やはり、自分にはその『会社のため』という考えが合わず、その人の下で働きたいという気持ちにはなれませんでした。

そのため、途中まで話を進めていながらも私が辞退するという、これまた迷惑をかける結果となってしまいました。

それでもこの経験があったからこそ、自分の本当の気持ちにも気付くことができました。

ついに決心し独立開業の道へ

自分はやはり、『自分が本当に相手にしたい人のために働きたい』という気持ちがあり、それを実現するためには”自分で”独立開業するしかないという決心をすることができました。

自分が本当に相手にしたい人というのは、ピラティスというものが好きでスタジオに通い始めたり、好きな芸能人がピラティスをやっているから自分も始めてみようと思った人ではありません。

これまで、身体の痛みや不調に困ってきて、整形外科や整体に通ってもなかなか症状が改善しなかった人に対して、『本当に大切なもの』を届けていきたいのです。

この話は独立開業編での自身のターゲットの話にも繋がっていきます。

ここまでが、転職してから副業を始めて経験をしてきたこと、そして独立開業を決心したまでの内容です。

約1年間でこの経験をしてきましたが、本当にいろんな方と出会い、いろんな方に感謝もされ迷惑もかけてきました。

その中で、自分自身の本当の気持ちに気付いて、価値観を固めることもできました。

もっと自分の気持ちがブレずに固まった上で行動ができていれば、迷惑をかけずにいい繋がりを持てていた方もいたなとも振り返ると思いますが、この経験を無駄にせず振り返らずに進んでいきたいと思います。

さいごに

初めにあった気持ちからブレて、また本当の気持ちに気付いて固まって。
行ったり来たりしましたが、どれもいい経験だったと思います。

考えて行動し続ければ、必ず道は開けます。
途中で躓きそうにもなりますが、行動し続けることです。

不安や悩みは尽きませんが、これは行動なしに解消することはできないと思います。

どうしようか燻っている方は少しでもいいので一歩行動し始めてみてください。

今回もここまで読んでいただきありがとうございます。
次回は、【独立開業までのリアル〜副業から独立開業編〜】です。

どうぞお楽しみに。
皆さまからのリアクションお待ちしております。

米川俊樹/理学療法士/経営者

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