見出し画像

(就活録#3)海外キャリアフォーラム攻略法+就活準備について

割引あり

どうもえぬです。
更新がまた遅れました。やっとのこさ、僕の周りの世界も秋になってきました。つい先日、なんと、僕の住む欧州でも金木犀らしき香りをかくごとができ感動してます。この香りを嗅ぐとなんとも刹那的な気持ちになるので、いっちばん好きな香りなんですが、欧州で嗅げたということになんだかロマンを感じました。

更新頻度について、もうこうなっては、謝ることはしない。僕は時間なんかに縛られない、書きたいときに書く。そんなもん。こう自分に言い聞かせながら、今回も綴っていきます。

さて、今回のテーマはついに「ロンドンキャリアフォーラム」について。以前の記事で自己紹介をしたように、僕は交換留学で現在欧州に来ており、またタイミング的にも就活とドンピシャに重なる、まさにキャリアフォーラムのドストライク対象者となっていた。今回は僕が参加に至った背景、どんなスケジュールで動いていたか、どんなことをしていたか、当日はどんなことをして複数社から内定を頂けたか、というお話する。個別の会社名を出すかは迷ったが、選考内容の漏洩についてなんか言われた気もしたので、一旦控えておきます(笑)。もしリクエストがあれば、今後個別の対策方法などを出すかも。

(※有料記事にはしているが、記事全体は完全無料で見られる。私は貧乏学生なので、少しでも小銭稼ぎを見出したいだけなので、もし、もし参考になったり、これからがんばれ!と思ってもらえたりしたら、寄付してもらえると嬉しい。泣いて喜びますううう;()

キャリアフォーラム参加に至った背景

まず、参加に至った背景だが、「これしかなかった」という一言に尽きる。ポジティブな意味で、後にも先にもない、僕にとって最高の機会であったからだ。逆に言えば、この機会を逃せばちょっとしんどい未来が見えたからである。

というのも、私は全く就職について考えていなかったので、意識をし始めてからようやくその遅さに気づいた。私は交換留学を始めたタイミング、つまり、3年生の1月に始めたので、興味を持っていた外資系企業の多くは既に選考を終えている、という緊急事態に陥った。

となると、1)卒業を遅らせて、1年後の選考で外資系企業を受ける、2)留学中に帰国をして、対面面接必至の総合商社やJTC(Japanese Traditional Company)を受ける、3)オンライン完結で受けられる企業を片っ端から受ける、という選択肢に限られた。1はお金がかかるしこれ以上卒業を遅らせたくないという思いから却下、2もお金がかかるし、かつ帰国をして内定をとりにいくほど志望度が高くないので却下。

そのため、3という戦略を取らざるを得なかった。その中で知ったのが「ロンドンキャリアフォーラム」の存在だった。短期間、対面、かつ外資系企業も受けられるということで、その存在を知った瞬間にSkyscannerを開き、飛行機のチケットを取った。

金もかけたし、ここから本気で就活に乗り出す。戦略として、「ロンキャリをベンチマークに置きつつ、オンラインで受けられる企業+総合商社を志望企業に据え、リスクヘッジと挑戦をできる態勢を整える」という方針を取った。オンライン完結が可能な企業をたくさん受けようとしたのは、ロンキャリで一つも内定ゲットできなかった時のリスクヘッジのため、社会人の方々と話す機会を設けるため、そして面接の場数を踏むためであった。総合商社は自分が個人的に事業投資に興味を持っていた+憧れの先輩がいた会社、ということで純粋に自分の経験値のために志望した。


内定までのスケジュールと対策

ロンドンキャリアフォーラムを含め、私の就活全般のスケジュールと対策を共有する。就活を全然考えてこなかった人の参考になると嬉しい。

  • 1月末:就活の全体像を捉える、各就活サイトに片っ端から登録+セミナーや業界の人の話を聞きまくる予定を立てる

  • 2月:自己分析、Webテストとケース面接の対策

  • 3月:WEBテスト、ロンキャリのアプライ

  • 4月:ロンドンキャリアフォーラム、その他オンライン選考

  • 5月:オンラインでの選考、インターン

  • 6月:オンラインでの選考、インターン、内定受諾

こんな感じで、半年ほど就活っぽいことをしていたが、実質力を入れていたのは2〜4月の3ヶ月間だった。

【情報収集】

就活に関する情報は全てネットで手に入れられる。また、特に役立ったのは「Goodfind」というサイトだ。登録すればさまざまなセミナーや特別選考ルートに参加できる。僕は参加したことなかったが、GDやケース面接の練習会などもあるらしいので、志望業界に限らず登録することをおすすめする。

※ Goodfindリンク:

また、キャリアフォーラムに至っては、もちのろんCFNに登録する必要がある。ここで企業へ事前アプライをしたり、セミナーを受けたりすることができる。

※ キャリアフォーラムサイト:


【自己分析】

まず、全ての根幹といってもいい自己分析のお話。

自己分析という曖昧な名前がついているが、簡単に言えば
「1)自分の今までの人生をふりかえり、2)共通する要素や特徴を洗い出し、3)そしてそれらを、これからに活かす方法について考える」という作業だ。

そして、この作業をやるにあたりこれといった正解はないと思うのだが、個人的にかなり役に立ったのが「三井物産」と「博報堂」のエントリーシートだ。

三井物産のエントリーでは、「自分史」という課題がかされる。幼少期から大学生になるまでの自分を振り返り、言語化するというものだ。時系列でどんなことをしてきたか、どのように感じていたか、何が過去にあって今の自分があるのか、ということを考える契機になる。

博報堂では価値観をさまざまな視点から複数聞かれる。ビジョンだったり、これまで大事にしてきたことだったり、自分らしさとは、だったり、また別の切り口から自分について考えることができた。

総合商社や広告に興味がなくても、エントリーシートだけでも書いてみると自分のためになるかと思う。

また、こういう振り返りをしたことがない人はYouTubeなどでたくさん勉強するといいと思う。One careerが発信している動画には、企業で勤める人がなぜそこで働いているのか、というのをインタビューしたりしている。
これらの動画は、しばしば企業理解のために使われがちだが、「どのように自分の過去を振り返り、仕事につなげるか」ということも学べるのでおすすめだ。
あとは、ネット上にはたくさんのインタビュー記事もあるので、気になる業界で働くひとたちがどんな振り返りをして、働いているのかということも調べると勉強になると思う。

※ ワンキャリアYoutubeリンク:


【Webテスト】

これも多くの企業で採用されているので、さけては通れない道である。僕もこれには少々苦手意識があったのだが、ちゃんと対策を練れば問題はない。やったことは1)テキストの反復練習、2)無料アプリで練習、の二つだ。

1)テキストの反復練習

市販で売られている「玉手箱」や「SPI」のテキストを3周くらいする。パターンは一緒なので、本当に覚えるだけ。思考が求められないので、ちゃんと反復すればだれでもできるはずだ。

ちなみに僕がつかったのは、「【玉手箱・C-GAB編】 これが本当のWebテストだ!」というやつ。留学直前に、先輩からもらったこれがたまたま放置されており、どういうわけか僕の手が勝手にスーツケースに投げ込んだ。ときには直感というものは頼りになる。

1周目はざーっと解いてみて、自分ができないことを洗い出す。ちなみに解けないものがたくさんあって絶望した(笑)。時間をかけてもいいので、問題を解くパターン認識が自分の中に存在するかを確認することに徹しよう。

2周目は自分の中に抜けているパターン認識のインプット。こういう問題がきたら、こういうふうに考えるのか、と脳死状態で頭に入れていく。ちなみにこの段階で「意味」をかんがえてはだめだ。意味を考える→意味がないのではと疑う→自分なにをしているんだ→やる気をなくす、というループに陥るためだ。意味を見出さず、とにかく足切り突破という目標達成のためにインプットしよう。

あえて意味を見出すなら、このWebテストっていうもんは、要領の良し悪しを判断される材料ということ。社会人になれば「思考」が必要な仕事もあるだろうし、「要領のよさ」や「スピード感」が求められる仕事もある。これは後者のためのものだ、と言い聞かせよう。

3周目は、スピード感を持って正確に解く。この時点で解けない問題はほぼないだろう。解けない問題があれば、その周辺の問題を解きまくろう。


2)無料アプリで練習

つぎにこれ、アプリでSPIの練習ができるもの。玉手箱と比べて若干簡単な気がするが、これも対策するに越したことはない。

このアプリ、無料とは思えないほどめちゃくちゃよくできてる。単元別に学習ができるし、自分の正答率でどの範囲を集中的に復習すればいいかもわかる。


ちなみに、これらの対策を1ヶ月ほど行い、5大総合商社、Big4やアクセンチュア、電博、リクルートなど、自分が受けていた企業のすべての足切りを突破することができた。エントリーではESなども出すので、Webテストだけで突破したわけではないが、一定の効果はあったのだと思う。


【面接】

これは独り言で練習するに限る。30秒、1分、3分、5分、など時間ごとに同じテーマについて話す練習をする。誰かに話す必要は全くなく、自分1人で対策をした。録音をして、恥ずかしい気持ちを押し殺して聞き直し、改善点を洗い出す、そして練習する、というのを繰り返す。

また、しゅんダイアリーやひろさんチャンネル、という就活Youtuberの動画を見まくった。たぶんほとんどの動画をみた。倍速で空き時間に視聴、ためになるものはメモをし、自分のひとりごとに活かす。

※ しゅんダイアリー:

※ ひろさんチャンネル:


さらに、視座を変えることも意識して練習した。「人事」や「社長」の意識をもって自分の録音を聞き直す。自分とは違う人格を憑依させる意識で、自分を第三者目線でみるのだ。ほっっんきで憑依させる、と思ってやってみると意外と自分についてクリティカルにみれる。だれかに壁打ちをする必要もなく、手軽に(自分が想像する)最強の面接官からフィードバックを受け取れる(笑)

もちろん、もしだれかに壁打ちをする時間と労力、リソースがあるのならやったほうがいいと思う。ただ僕にはそれらがなかっただけで、上記の方法を代替案として提示した。

これらの対策で2社を除いて自分が臨んだ面接試験は突破していった。
(2つともカルチャーと価値観のアンマッチだったと振り返って感じる)


【ケース面接】

コンサルや商社で求められる特徴的な試験。これは一番好きだったので対策は何の苦でもなかった。普段から考えることが好きなので、自分の思考回路やアイデアを見てもらえる、というのは非常にExcitingであった。

これも誰かと一緒に対策をする、ということは一切しなかった。これも自分が憑依させた「最強のコンサルタント」と会話をするのだ。ただ、自分の思考では憑依させ切るのが難しいので、ここはネットを使おう。(というかそれだけの思考力をもった人間を憑依させられるのだったら、自分が最強になれるのだから毛頭無理な話である。)

一番効果的だったのは、ハイクラス転職のリメディというYouTubeチャンネルの動画だ。ここでは、転職というチャンネル名にもある通り、一定の社会人キャリアを積んだ方々が登場し、ケース面接の練習に臨む。そしてMBB出身の主催者がフィードバックをする、ということがメインだ。

このチャンネルで実践されるケース面接を自分でも試してみて、比較をした。かなり優秀だと感じる社会人や、これは自分よりもひどいな感じる社会人、さまざまな思考レベルを体感できる。そしてそれらがどのように評価をされるのか、自分が評価する立場とされる立場と視座を変えて、再現をする。そうすると、どんな回答がベターなのかが見えてくる。この練習では「最適解を出すための輪郭が見える」という感覚が得られた。

あとは、回答は面接官と一緒につくる、という意識もかなり大切にした。自分が議論の骨子とそれなりの肉付けをして発表し、その後に面接官と一緒に妥当性や正当性、肉付けを確認していく、というのがケース面接だと考えていた。なので純粋に楽しめたし、この意識は重要だったと思う。

この対策を通して、特にケース面接で困ったことや、落とされたことはなかったので参考になるかもしれない。

【GD/グループディスカッション】

GDについては全くなにも対策をしなかったが、時間があるのだとしたら就活のコミュニティや友達と練習したらいいのではないだろうか。

GDは誰がグループにいるのか、というのが大きな因子になるため、自分が対策できる範囲外の事態が想定される。なので、「自分の意見を伝える発言力」、「他の人の意見をまとめる統合力」、「他人が何を言ってもとりあえず受け入れる傾聴力」、といった能力が必要だと感じたが、兎にも角にもこれはコミュニケーション力が試されていると感じた。論理的思考力とかであればケース面接で見れるので、このGDの特異点を考えると他の人が絡む、ということがある。つまり、会社でチームで動くときにまともなコミュニケーションがとれないないやつ、を振り落とすための仕組みだと捉え臨んでいた。逆に言えば、「自分が仕事をする上で絶対に一緒に働きたくないやつ」を想像し、それにならなければいいのだと考えていた。


キャリアフォーラム当日の動き方

ここまで就活全般に関することを語ってきたが、ここからはロンドンキャリアフォーラム当日のお話。

僕が参加したのは2023年4月8日、9日のものだった。ロンドンのでっかい会場で開催され、当日わくわくと緊張をしたのを今でも覚えている。

前提だが、ロンドンキャリアフォーラムでの立ち回り方には3つくらいのパターンがある。1)事前に応募した企業の選考、2)当日Walk-inという方式でぶっつけの選考、3)今後の選考のための情報収集、だ。それぞれについて説明する。

1)事前に応募した企業の選考

これは多くの参加者の目的であろう。数ヶ月前からWebテストやESなどを通して応募した企業の面接を受けるのだ。私は3社の面接がこの時点で控えていた。2ヶ月くらい前には事前応募を締め切ってしまうところもあるので、注意して臨もう。この2日間では1社にあたり、2・3回の面接がある。

2)当日Walk-inという方式でぶっつけの選考

キャリアフォーラムには「Walk-in」といわれる事前応募なしで直接面接に臨める方式が存在する。事前応募に間に合わなかった人、たまたま企業の話を聞いてみて受けてみたいと思った人、そんな人に向けての方式だ。ただ、この方式は企業側にもリスクがあるので、数が限られる。もしくは、Walk-inを受け付けていない企業も結構あるので、事前に確認が必要だ。僕はここで2社に申し込み、結局そのうちの一つの会社に進路を決定することになった。

会社によって違うが、「1次:人物面接、2次:ケース面接、3次:役員面接」、「1次:人物面接、2次:人物面接+英語面接、3次:役員面接」、「1次:グループディスカッション、2次:人物面接+ケース面接、3次:役員面接」、いろんなパターンが存在する。聞かれることに関しては特に変わった質問はなく、ふつうの面接で聞かれることと同じだった。英語面接が入ることがあるので、普段の面接練習を英語で言えるようにしておけるといいかもしれない。

3)今後の選考のための情報収集

そして、最後にキャリアフォーラムを契機にその後の選考に臨むパターンが存在する。実際に対面で生の話を聞けるので、気になる企業があればしっかりとメモを取る必要がある。自分もこの目的である1社をみていた。企業の話をきき、人事や社員の方と話し、今後の選考で話すための準備をした。実際に働いている人間と話すと解像度も上がってくるし、自分の印象を与えることもできる。この機会のおかげといっても過言ではなく、のちのオンライン選考で内定をもらうことができた。

実際の所感(過去の自分へのアドバイス)

ここでは、もし自分がタイムスリップをしてアドバイスをするんだとしたら、という視点でかく。自分を棚にあげたくないので、自分が反省するべき観点をTo自分へ、という文脈でお伝えする。

1)体力勝負を心得よ

キャリアフォーラムは短期決戦だ。連続で面接が入ることもあるし、ケース面接→グループディスカッション→ケース面接、なんてこともあった。思考体力をかなり使うし、喉や表情も疲れてくる。

自分は体力あるし、大丈夫だろと思っていたが、そんな自分でもかなり疲れたので、疲れを癒すための策は持っておくべきだ。僕はスーパーで大量購入したあまーーいチョコレートとグミを拵え、ワンオクの音楽を聞いて自分を癒した。また、人数が多すぎてすわる椅子がないということもあるので、地べたで座る/寝る覚悟、その他策も持っておこう。あとそうだ、会場ががやがやしていたので、ノイキャンのイヤホンを忘れるな(僕は忘れて後悔した)。

2)自分を売り込むのは面接やESだけではない

これが、キャリアフォーラムの肝だと感じた。なんと人事や役員とブースで話せてしまうのだ。最終役員面接ででてくるようなラスボスが近くにいるのだ。内定者ディナーで後から聞いた話だが、最終面接の担当役員と事前にだいぶ話していたという学生もいた。この機会を使って自分を売り込もう。クリティカルな質問をして、印象を残そう。人事や社員、役員と仲良くなろう。そうすることで自分が認知をされるというメリットもあるし、また会社のことをよく知れる、というメリットもある。連戦が続く中で、どの企業を受けてどの企業を受けない、というのも選択しなくてはいけない。その中で、会社のなかで働く人と実際にはなすことで、自分にあっていない/あっている、というのがだんだんと見えてくる。また、同じ業種でも会社ごとにだいぶ雰囲気が違う、というのがわかったので、面接でのネタにかなり使えるし、自分の志望度合いを再確認する意味でもブースで話を聞きまくるのはお勧めする。

また、あいさつをちゃんとしろとも言っておく。僕の最終面接はトイレですれ違ってあいさつをした方だったからだ。そんなラスボスが近くにいるかもしれないんだ。今階段ですれ違った人があとで自分の運命を決める人事や役員かもしれないんだ。この文脈だと、あいさつの重みが変わってくる。こんなことを言っている記事を読んだことがないので、僕の記事でこの点を強く伝えておく。重ねていうが、「どんな人間と働きたいか?」を考えた上で身のふりを考えた方がいい。スーツを着るべきか、みたいな議論もここに帰着する。会社によって違うと思うが、基本は無難にスーツっぽいしっかりしてますよ感がでるものを着て行った方が良い。私服でいくんだったら、それなりの覚悟と個性を尖らせないと、「TPOも理解できない能力の低いやつ」と思われてしまう。(ちなみに私はスーツを持っていなかったので、前日にHumanaで3ユールで買ったワイシャツとネクタイ、ユニクロのジャケットと黒パンツで臨んだ。)

3)企業側の視点と外部環境を考えろ

最後に、企業側の視点を持てということを伝える。なぜ企業が海外まできているのか?会社が人事に求めるKPI、つまり人事はこのキャリアフォーラムで何を達成しなければいけないのか?このフォーラムで得た人材は今後の会社の発展のためにどう生きるのか?

オンラインや国内の選考で済むものをなぜ・・・?キャリアフォーラムに参加する企業は多くの資金を投入して、海外に来ている。海外旅行をしに来ているわけではない、仕事で来ているのだ。仕事なのだとしたら、そこには「絶対に」求められている「成果」があるのだ。

そう考えると、どんな人材がほしくなると思う?自分が人事だったらどんなふうにして成果を達成する?社長だったらどんなことをしてきてほしい?

そのように「キャリアフォーラムにくる人事」、「人事を海外に送った社長や役員」を憑依させると、何かが見えてくるのではないだろうか。どんな学生がほしいのだろうか。友達とワイワイたのしく旅行気分で参加している学生?緊張しまくって地蔵になっている学生?海外かぶれ、と言われんばかりの上っ面だけで中身のない学生?こう考えると、英語やその他外国語ができるだけではいけない気もする。

これに加えて、自分の外部環境も見てみよう。どんな人間が自分のライバルなのか、自分はなにがそのライバルたちと違って、何が強みなのか。自分がその中から選ばれる理由は?

まとめ

ここまで、就活はじめ〜キャリアフォーラムまでの一連の流れを伝えてきた。就活に悩む学生、特に海外大に留学している学生に、すこしでも参考になれば嬉しい。就活を理解してから、約3ヶ月、上記で伝えたようなことをしていた。振り返って大切だと思ったことは、「キャリアフォーラムはあくまで一つのベンチマークで、通過点にすぎない」という意識だ。もし自分がここで内定を取らなければ死ぬうう、なんて思っていたら当日緊張していてもたってもいられなかっただろう。リラックスはしているが、本気の状態、というのをいかに作り出すかという勝負。当日の参加企業の採用状況、人事のコンディション、他の参加者のコンディション、さまざまな因子があり、合否が分かれる。この中で変えられることは「その時の自分自身の心持ち」のみだ。過去も未来も変えられない、「今」しか変えられない、そんな意識をもって当日頑張ってほしい。ちょっと偉そうだけど、不安を抱えていた過去の自分にこう伝えたい。

時間はまだある。やれることはまだある。

ほなまた!反応もらえると励みになります!

(※これからがんばれ!と思ってもらえたりしたら、寄付してもらえると嬉しい。泣いて喜びますううう;()

#ロンドンキャリアフォーラム
#ボストンキャリアフォーラム
#ロサンゼルスキャリアフォーラム
#就活体験記
#外資コンサル
#就活体験記

ここから先は

0字

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?