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お香の香りを超えて。微細なものに気づくことで人生はより豊かになる。

みなさまこんにちは
香と瞑想とコーチング 小林明美です。

今日はなぜコーチングとお香が並列なの?
ってことについて思ってることを書いてみました。


なぜ香と瞑想とコーチング?

日々私たちの脳は
意識してるしてない関わらず
ずっと何かを考えていると言われてます。

あんなことした…
こんなことしてしまった…
あのことどうしよう
もしこうなったらどうしよう
どうしたらいいんだろう…

大抵は過去のことや未来のことが
ぐるぐると頭の中を
あっち行ったりこっち行ったり駆け巡ってます。

このような
ぐるぐるする私たちの思考のことを
「モンキーマインド」と呼ぶそうです。

確かにまるであっちの木から
こっちの木に飛び移るお猿さんのよう…


こんな思考の状態から離れ
脳が鎮まった状態になることで
自分にとって本当の大切な答えに気づくことができる。

きっと本来の自分らしい豊かな人生を送れる…


そんな思いがあって
瞑想で思考から離れるお稽古をしたり

五感を開き自分で嗅覚を頼りに
自分の「好き」という感覚で香りをブレンドする
お香のワークショップを開催しています。


香と瞑想とコーチングって
一見全部バラバラに見えますが
根っこは全て繋がっているものなんです。


お香について

お香というと
お線香や匂い袋が思い出されるかもしれません。
白檀や沈香なども主原料として聞くことが多い名前。

それ以外にもいっぱい
いい香りや個性のある香りを調香(ブレンド)して
芳しい「お香」が出来上がります。

一つ一つは自然界にあるものですが
ブレンドすることで
ある意味人工的に作り出すと言えるかもしれません。

一つ一つ単体で香るより
混ぜ合わせることで
なんとも言えない甘美な香りになります。


お香の歴史

このお香、
古くは紀元前3000年前頃のメソポタミア文明に遡ると言われてて。

フランキンセンス(乳香)や
ミルラ(没薬)といった
木から滲み出た香りの良い樹脂などを焚いていたそうです。

当時から宗教儀式に用いられていたようですね。
そしてインドでも白檀などの香りが用いられていて
それが仏教とともに中国に伝わり
飛鳥時代に大陸から仏教とともに伝わってきました。

日本にはどのように伝わった?

奈良時代はいろんな文化が大陸から入ってきた時代。

それまでになかった極彩色の建築様式や
芳しいなんとも言えない良い香りなど
見たことないものが一気に流れ込んできた時代。

きっと明治維新後
西欧の文化が流れ込んできたように

あるいは第2時世界大戦後、
アメリカの文化が一気に雪崩れ込んだように

遣唐使が持って帰る
おしゃれでカッコいい最先端なものとして
お香もあれもこれも入ってきて

その後
だんだんと日本の文化と融合したのでしょうね。


それより前の私たち(やっと本題)

じゃ、大陸からお香が入ってくる前の私たち
どんな暮らしだったんだろうって想像します。

八百万の神々とともに生きていた私たち。



自然界に対して畏敬の念を持って生きていた私たちは
八百万のものを見てきいて薫って
感じて生きていたのでは?

五感をもっとフル活用していたのでは?


季節の花はもちろん、
木の香り、
苔の香り、
せせらぎの香り
淀んだ沼の香り
海の香り
土の香り
雨が降るまえの香り…
他にももっともっと

ありとあらゆる香りを嗅いで
生きてたんじゃないかなって思うのです。


今の私たちより
優れた嗅覚を持っていたのではないかしら?

きっと嗅覚だけでなく
もっと五感が研ぎ澄まされていた。


古代の私たちの先祖は
今の私たちには想像もつかない高度な身体能力を持ち、
繊細な感覚で物事を感じることができる
豊かな感性の持ち主だったんだろうなあ。

スマホやパソコンの情報がなくても
地図がなくても全然平気。
自分の中の叡智・能力をフルに使って生きてたんだろうな。

かなり繊細で美意識も高かったのではないかしら?

そんなふうに想像して
嬉しくて嬉しくてたまりません。


五感を開く。感じることの大切さ。

お香を調香するとき
意識を香りに集中させて
あれこれ考えることを止めてます。

思考から離れ香りだけに集中します。

この香りに集中することで
モンキーマインドから離れることは
とても大切と捉えてます。


そして自分の「好き・嫌い」といった感覚にも
敏感になるお稽古。

ついつい私たちは
良い悪い、
正しいか正しくないか、
で、物事を判断しがち。

お香を作るとき
頭で考えるではなく
「感じて決める」にシフトすることで
日常でも「感じて決める」が
できるようになります。


大切なことを大切にするためにも
好き・嫌いに敏感になるってとても大切。


お香ではありませんが
アーシングの会では
見るに集中し
聞こえる音に集中し、
皮膚で感じる感覚だけに意識を集中して

五感を開くということをやってます。

自然の中の微細な情報を
身体中を使って味わう一時です。

古代の方々のようには行かないでしょうが
普段の生活では眠っている能力を目覚めさせます。


すると自分の周りにある欲しかった情報が
勝手に飛び込んでくるから不思議です。
第六感が冴えるんでしょうか?

お香も瞑想もアーシングも
本来持ってる私たちの叡智を呼び覚ますのに
きっと一役買ってくれてます。

そんなこんなでコーチングと瞑想もお香も
私の中では大切なもの。
根っこでは繋がっているんです。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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