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「きく」を磨く(1)

みなさまこんにちは

香と瞑想とコーチング
小林 明美です。

私の机は窓側にあって
いつも外の景色を見ながら作業してます。
今日は朝から暖かい雨。

「春隣(はるとなり)」
という言葉があるそうです。

ほんと春がそこまで来ているかのような
優しい雨。
こんな雨、悪くない。

今日の内容
・なぜコーチになったの?
・コーチングでまず必要なこと
・なぜ聴くの?
・聴くコツ
・私たちは人の話は聞けない?
・聴こうという姿勢


今日のテーマは「きく」を磨く

「きく」にもいろんな意味がありますが
ここでは人の話を聴覚を通して受け取ることを言います。


なぜコーチになったの?

少し個人的な話を…
私は2002年にコーチングというものを学び始めました。
コーチという職業に付きたくてというより、
必要に迫られて、でした。

幼い頃祖母から「口から生まれた」と言われたくらいお喋りでw

ずーっと喋り続けてたように記憶してます。
聞き役というより話す側。
聞いてもらう側でした。

大人になってしばらくすると
それじゃコミュニケーションは偏ります。

リーダーシップを取る立場になったり、
会議を運営することが増えましたが
私が運営すると誰もが下を向いたまま。
話さない。
一方的に私が話してるだけ…

「お通夜みたいなミーティング」になる。

そんな現実を突きつけられました。



一方その横でいつも周りにいる方たちが、
楽しそうに自分の意見を言ってる女性がいて…

違いに愕然。

猛烈に「このままじゃだめだ!」
「なんとかしたい!!」と思いました。


私もあんな風になりたい!
私が話してばっかりで
誰も話してくれてない!!

今思えば話させてませんでした。



そこで広告で見つけた
「聴き上手は人を育てる コーチング入門」というタイトルに反応して即学ぶことに。
一般向けのカルチャーセンターでした。


その時
「カウンセリング」にも惹かれたんだけど
「コーチング」の未来志向が好きだったのでこちらを選択。


この一般初心者向け修了前には
すでにプロ向けの講座に入ってました。

だって大好きで面白かったから。



コーチングでまず必要なこと

コーチングは会話を通して行います。
会話…コミュニケーションが中心です。

コーチング以外でもそうかと思いますが
円滑なコミュニケーションで欠かせないことは
「風通しの良い関係性」。



風通しの良い関係性って、具体的には
お互い思ったことが自由に言えることかと。
お互いが心を開いて向き合える状態。

そこには相手に対する信頼信用が欠かせません。


そのために
ペーシング
ミラーリングなど

コーチングにはいろんなスキルがありますが
最も重要なものの一つに「聴く」があります。

(ペーシング・ミラーリングについてはまた別の機会に)



なぜ聴くの?

ここでいう「聴く」は「傾聴」にあたります。
ただ聞こえてくる音を受動的に捉えるのではなく
「積極的に目と耳と心を傾けてきく」行為です。

「一切聴こうとせず、自分史上最高に聞いてない態度で相手の話を聴く」というのと、

「自分史上最高に相手の話を聞いてる態度で話を聴く」


この2パターンを
よくセミナーで体験してもらいます。

わいわいといつも楽しい時間。



やってみると

聴こうとしないことで

話し手の体は固くなり、
言いたいことがスムーズに出なくなります。
話し手から出てくる情報が減る上、
聞き手も積極的に聞かないことで
情報があまり入りません。



反対に積極的に聴こうとすると、

話し手の体は緩み、リラックスします。
自分でも話そうと思ってなかったことまで
自然と話してしまう。
聞き手は相手の話に興味が湧き
さらに聞きたくなることで情報量も増えます。


この差はいつ見ていてもすごいです。
聞き手の態度一つでその場の状態が変わるのですから。


このように能動的な「聴く」には
単なる情報を得るだけではない
無意識に心を開き、
聞き手への好感度を上げる要素もあるんです。


・・・・・・・・・
ごめんなさい、いっぺんに書ききれなかった。
きくを磨く(2)に続きます。
(2)は明日投稿。


香と瞑想とコーチングHP
http://y-nlp-partner.com/


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