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「経営」という言葉の本当の意味。人生を経営する。人生経営の理念を持つ。

 みなさまこんにちは
香と瞑想とコーチング 小林 明美です。

私のところのコーチングセッションで
お客様に提供することがダントツ多いのが
経営理念の作成です。


なんか硬っ苦しい言葉ですが
中身はそうでもありません。


そしてこの経営理念。
作られるのは経営者さんだけではなく、
誰もが作ります。

個人で作られるときは
「経営理念」とは言ってないんですけどね。

やってることは一緒。



誰もが持っておくべき
生きていく上で大切なものの一つ。



なので今日はそんな経営理念についてのお話。

何方にとっても
「私には関係ないわ」な話ではありません。



「経営」という言葉の本来の意味

経営という言葉を聞いてどんなことを思い浮かべますか?
ビジネスの世界での言葉?
「会社を経営する」とかでよく使う言葉ですね。



「経営」とは「経を営む」仏教の言葉だそうです。

「経」とは織物の縦糸を意味し、
仏や聖者の教えをまとめたものです。
その意味合いから「正しい筋道」「正しい道理」の意味でもあります。

「営む」とは怠ることなく励むこと。



実は「経営」とは
正しい筋道を通すことを怠ることなく励むことを言います。



「理念」という言葉の意味

理念とは「こうあるべきという根本の考え」であり、
活動に対する方針の基礎のことを言います。


何を経営する?

正しい筋道を通すことを怠ることなく励む…
なーんていうと
むっちゃ堅苦しい、
めんどくさい、
敬遠したくなる感じがしますが

この「正しい道筋」というのは
誰にとって「正しい道筋」なのか。

ここで理念が登場します。

活動方針・あるべき姿・こうあるべきという根本の考え
ここで言う正しい道筋です


経営は企業だけのものじゃない

一時期「自分軸」という言葉が流行りました。

どんな自分として何を大切にしたいのかの軸を定める。
・自分で自分が何を大切にしたいのか
・自分の好き・嫌い・不要・必要、
・大切にしたいこと
の理解と判断基準のこと。

活動方針、あるべき姿・こうあるべき
という根本の考えというと
何だか遠い世界の話に聞こえますが
実は自分軸というのは
自分の人生の経営理念のこと
でもあります。

人生の目的、
魂の目的、
ライフパーパス、

これは企業の経営理念と同じなんです。


企業にとって経営理念は活動の判断基準、軸なのと同様、
人生にとって経営理念は自分自身が大切にしたいことの判断基準、軸。

どうやって作る?

企業様でも個人でも
基本的にやることは同じと捉えてます。

要は何を大切にしたいかを明確にすることです

そうは言っても
普段漠然としか描いてないものを
いきなり明確にしたくてもなかなか難しい。

こういう時ポストイットが大活躍します。

ざっくり手順をご紹介。


ポストイットに大切だと思ってること10個くらいをキーワードで書く
(キーワード1つにつきポストイット1枚使用)

そのキーワードについて
それは具体的にどんな意味なのか
過去のそのことの体験など思い出し書き出す
(誰かに質問してもらって言語化するもあり)

・そのキーワードに優先順位をつける
・同じ意味合いのものは統合する
・不要だと感じたら削除

概ね2−3個のキーワードにまとめる
「私の人生で大切なのは〇〇で〇〇で〇〇です」



この手順はあくまで土台ですが、
何をどのくらい大切に思っているか
自分で自分の答えに気づいていきます。

ここでどれだけこの「大切なこと」を掘り下げて
深く理解していくかで「経営理念」の深みが増し、
真の意味での「人生の目的」になっていくでしょう。


人生の経営理念が明確になると

経営理念というと堅苦しいけど

好きでもないことや
どうでもいいことに
大切な人生を明け渡さず、

無意識に持っている
「自分にとって正しい道筋」に気づいて
その道筋を生きようって話です。


充実・幸せ・満たされた
自分らしく生きるためにも
経営理念(自分の軸)を持つことはおすすめです。



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