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「夏のそうめん」 と 「爽やかなタイ人」

茹だる暑さのプーケットで「なぜ君たちタイ人は爽やかそうに暮らしているのか」と聞いてみたことがある。

タイの夏はとにかく暑い。蒸し暑い。街全体が大きな蒸篭せいろで蒸されているんじゃないかと疑うほどである。

ぼくなんぞ毛穴という毛穴から汗が噴き出て、髪はべっとり、背中にはシャツが張り付き、パンツも短パンもしっとりと湿って歩行に支障をきたす。そこに熱々のトムヤンクンや青唐辛子を使った料理なんかを食べてしまうものだから、もはやナメクジのような有様になってしまう。

しかし不思議と現地の人は爽やかな笑顔を浮かべている。少しクセのある髪の毛が海風にそよぎ、シャツはひらひらとはためき、いかにも涼しげなのだ。

不公平ではないか。なぜ、同じ環境で暮らしているのに「妖怪ナメクジまがい」にならないのか。この地に暮らしてきた祖先たちの遺伝子がそうさせるのか。それとも何か秘訣があるとでもいうのか。ということで、聞いてみたのだ。

「なぜ君たちタイ人は爽やかそうに暮らしているのか」
「ぼくらは1日に何回もシャワーをあびるからね」

目から鱗だった。
そっか。シャワーって何回浴びても良いんだ。

それからというもの、夏場には回数を気にせずシャワーを浴びる習慣ができました。暑い日に水シャワーを浴びる。気持ちいい。そりゃ、爽やかになりますわ。



さて、与太話もほどほどに。
トップの写真は「夏の和えそうめん」です。

ミニトマトを半切り、きゅうりを乱切りにして、ツナ缶を加え、ごま油と炒りごまを合わせる。それを茹でて氷水できっちり冷やした素麺の上にのせ、麺つゆをかける。

完成!

夏の食欲のない昼なんかに最適なレシピ。このあたりの和えそうめんレシピはアレンジが無限に効きますので楽しいですね。


きょうもお読みいただきまして
ありがとうございます。

それでは、また明日。

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