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すなっくみっくすおつまみ

全日空の飛行機でもらえる
「すなっくみっくすおつまみ」
をご存知だろうか。

何を隠そう、飛行機に乗るたびに、
なるべくたくさんもらって帰りたい
と切に願っている私の好物なのである。

知人も同様に好物にしており、
その知人はなんと「50個売ってくれ」
と頼んだことがあるそうだ。

すると、
「売ることはできない。
5個あげるから勘弁してくれ」
と言われたという。

買えない。

買えない。というのはすごい。
恐るべき付加価値である。
そう言われると余計に欲しくなる。

そんな魔性のスナックこそが、
「すなっくみっくすおつまみ」なのだ。

次に、名前に注目してみてほしい。
すなっくみっくすおつまみ。ときた。

これだけ平仮名が羅列されると、
正直いって読みずらい。

片仮名でいえば
アルゼンチンバックブリーカー、
くらいややこしいと思う。

それでも平仮名が持つ、
ふわっとしたムードが
ほどよく肩の力が抜けた味わいに
非常にマッチしている。

「すなっくみっくすおつまみ」は
気兼ねなく食べられる、
ありがたいスナックなのだ。

そして、なんといっても
このサイズ感がいい。
缶ビールを一本、生ビールを一杯飲むのに
ちょうどいいサイズなのだ。

おかきのチョイスは言うことなし。
必要以上のものや、
和を乱すようなものがない。

さすがは、かの銘作「味ごのみ」の
生みの親、ブルボンである。

黒豆が入ってるのがいい。
若者にはわかるまい。
という風格すら感じさせる。

ぜひ、お試しいただきたい逸品である。


さて、わたくしごとではありますが
「お酒と料理と与太話」は
おかげさまで600話目の節目を
迎えることができました。

今宵のビールは格別まちがいなし。

いつもいつも、
お読みいただきまして、
ありがとうございます!

それでは、また明日。

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