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「吉開のかまぼこ」 と 「カニッパー」

掃除機がけの最中、
床に落ちていたレシートに目が止まりました。

品名のところに「強カニッパー」とある。
うん? 強、カニッパー?

なんだろう。
パプワくんの仲間のカニ。
ゆるキャラのたぐいだろうか。

「強」い「カニッパー」。
脳裏に南の島の美しい浜風景が広がる。

やあ、ボクは浜辺の人気者!
大きなハサミがチャーミングな
カニッパーだよ!みんな、あつまれ!

いやいやいや。
じゃあ弱い「カニッパー」もいるのかい。

弱気!貧弱!カニなのに弱虫!
ボクは「弱」カニッパー!

馬鹿言っちゃいけないよ。

なんだろうなあ。
不思議だなあ……あ。

ニッパーか!
強力なニッパーね!はいはい。

ちかごろ、
情報処理能力が落ちている気がする。

さて、与太話もほどほどに。
トップの写真は吉開のかまぼこさんの「古式かまぼこ」です。

このかまぼこの何がすごいって、130年間変わらぬ製法を守って無添加で作られているということでしょう。原料はエソ(すり身)、昆布、海水塩、みりん。だけ。

しかも、一度は途絶えた古式かまぼこ作りを24歳の女性が受け継ぎ、クラウドファンディングで復活させたっていうんだから驚きです。
(詳しくはコチラの記事よりどうぞ)

古式かまぼこは一般的なかまぼこで使われる、でんぷん、粘着剤、卵白などの「つなぎ」を一切使用していません。その上でプリプリとした食感に仕上げるのは職人技なのだと吉開さんは言います。

むろん、風味はピュアそのもの。食べた瞬間に「あ、かまぼこって料理だったんだ」と目から鱗が落ちました。素朴ながら、原料の息吹を感じる味わい。ああ、ここにいらっしゃったんですね「エソ」さん。

わさびをちょんと乗せて「板わさ」にすれば、日本酒がすすんで進んで仕方がない。しかしまずは、そのまま食べて違いを感じてもらいたい逸品です。

吉開のかまぼこは公式オンラインショップでお買い求めいただけます。「美味しくて体が喜ぶ」かまぼこを、ぜひ一度お試しくださいませ。

プツプツと気泡の跡が残る。
ちょっと黄味がかっていますね。
そもそも真っ白というのも不思議な話だったのだと気付かされました。


きょうもお読みいただきまして、
ありがとうございます。

それでは、またあ明日。


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