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「宇宙の豆腐」 と 「コミット」

先日、友人家族とプールに出かけました。
抜けるような空。子ども、大喜び。

お母さんはプールサイドで優しく見守り、
お父さんはここぞとばかりに
子どもたちの遊び相手。さあ遊ぼう!

で、ティーシャツを脱いだのですが。

もうひとりのお父さん。筋肉むきむき。
こんがりきつね色。
ぎっちぎちに引き締まったバディ。
むっきむき。おなか板チョコ。

対するぼくですが、中肉中背。
色白。右手だけ運転日焼け。
ほどよくぜい肉を残したワガママボディー。
おなか雪見だいふく。

おい、ちょっと待て。あんまりだ。
なんなんだこのコントラストは。
劇的ビフォーアフターみたいになってるじゃないか。

こっちゃあコミットしてないんだから
お手柔らかにたのむよ、もう。

いや待てよ。まわりには他のお父さんも山ほどいるんだから大丈夫か。ぼくが平均値であることは明白。これにて一件落着。と、周りを見ると大半のお父さんは上半身にラッシュガードと呼ばれる水辺用の服を着ている。

……ドチクショーッ!!


ちなみに「むきむき」の語源は、ドイツ語で筋肉を意味する「muskel」のスラング「Muckiムッキ」なのだそうですよ。さりげなくドイツ語を使っていたんですね、ぼくら。ははははは。





はい、与太話もほどほどに。

トップの写真は佐賀県唐津にて200年の歴史を持つ銘店「川島豆腐店」さんの「ざる豆腐」です。今回は塩とオリーブオイルでさっぱりと供していただきました。何しろ、発祥のお店のざる豆腐ですからね。いやがおうにも胸が高鳴ります。

一口食べて驚いたのは「濃い豆の味」。
水にさらさず豆腐の風味をより濃厚にクリアに感じてもらいたい。という思いから誕生したとの逸話はダテじゃない。まるで水牛のモッツァレラを思わせる清廉で凝縮感ある豆乳の風味。

でき立てで温もりが残るお豆腐が舌の上でふるふると踊って溶けていく。豆腐屋さんで、生まれたての豆腐を食べることの贅沢たるや。

もちろん料理に使われるうつわは全て「唐津焼」。ツヤツヤして宇宙感のある黒唐津に豆腐がよく映えていました。豆腐で目の保養。なかなかオツです。


ぜひ、お試しくださいませ。

【お店の情報】
名前:川島豆腐店
電話:090-1083-8823
住所:佐賀県唐津市京町1775 
公式HP:https://www.zarudoufu.co.jp



きょうもお読みいただきまして、
ありがとうございます。

それでは、また明日。

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