#19 📷コンパクトデジタルカメラと一眼カメラ

2024年8月15日 19:15

noteを初めてからほぼ毎日更新出来ていたのだが、ここ最近は忙しく、少し更新頻度が下がるかもしれない。
記事を書くのは久しぶりになるのでいつもより上手くいかないかもしれないが、今回もよろしくお願いします。

「趣味はカメラやってます」
なんて言われて、どんなカメラを持っているのかと聞いた時にコンパクトデジタルカメラだと聞くと少し肩透かしに思う事は無いだろうか？
そんな事はちょっとした差別的な物に感じられるだろう。ここまでデジカメも含め紹介してきた私もそう思う。
けれど、カメラを始めるの私は知識がなかったのと、カメラと言えば大きければ凄くて。
レンズが交換できる一眼カメラがいわゆるカメラが趣味で、コンデジは趣味というより旅行の記録用（それはそれでもカメラを趣味と言っていいのだが）としてのイメージが強かった。
ちょっとした偏見だという事はわかっている。
しかし、カメラを始めてみるとカメラと言えどいろいろなジャンルに分かれていて、踏み出した世界の広さをそこで初めて知るのである。
1億画素で高精細な写真を撮るカメラ。
軽量高画質で歴史のあるカメラ。
被写体検出、手ぶれ補正等最新技術の詰まったカメラ。
撮ったすぐに色再現が出来上がっているカメラ。
小型軽量により日常を共にできるカメラ。

手を出す前はわからなかったが、単純な上位下位では語れない関係性があるのである。
という事で、前置きからして不穏な形で書いてはみたが、この記事はカメラに優劣を付けるものでは無いという事を注意書きとしてダラダラ書いてみたいと思う。
ちなみに筆者は今、コンパクトデジタルカメラが大好きである。

コンパクトデジタルカメラとは？

通称”コンデジ”と呼ばれるカメラの事で、いつからそうなったのかレンズ一体式のカメラの事を指す事が多い。
コンデジも4種類くらいあると私は思っていて、以下に書き出してみる。
下記の分別は私の独断と偏見による物なので、ああ、そうなの？くらいに読んでもらえたらと思う。
ただし、トイカメラは除くものとする。
トイカメラとは、名の通りカメラというよりおもちゃに分類される物で、ざっくり言うとキーホルダー型の小さいものや、幼児用のカメラ等がそれに当たると思う。中には昔の二眼レフを模したカメラもあるので、多種多能な物が多い。

①フラットコンデジ

これは、電源オフ時にほぼ平になるカメラの事を言う。つまりは、レンズが沈胴式（伸び縮みする物）や、レンズが出っ張って居ないものを指す。
だいたいが手のひらか、手のひらより少し大きめの物が多い。レンズが出っ張っていないものは防水や耐衝撃等の物が多い印象だ。
基本的にはズームレンズを搭載している。
シャツのポッケやズボンのポッケに入る物が多く、画質より携帯性や個性に特化している印象である。
その為、イメージセンサーに関しては1/2.3以下のものが多い。
露出に関しては、基本的にはオートで撮影する事が殆どで、ライトユーザー向けにシーンに合わせて露出モードの名前がわかりやすくなっている。
絞り優先、シャッタースピード優先、などでは無く夜景モード、スポーツモード、みたいな名前にする事で普段カメラを触らない層をターゲットにしていると思われる。
一時期競争が激しい時代があったゆえに、変な機能を持ったものもあるとか無いとか。

この分類のカメラでいうと、私の持っているものは、PENTAXのWG-2になる。

②高画質コンデジ

フラットコンデジより、性能を高めた物でイメージセンサーも小さい物から1インチ、APS-Cまで大きな物もある。
高倍率カメラであったり、単焦点レンズを積んでいたりする。露出モードも一眼カメラと同じようにP（プログラムオート）.S（シャッタースピード優先）.A（絞り優先）.M（マニュアル）と馴染みのある記載の物が多い。
サイズはフラットコンデジより、やや大きめではあるがまだポッケに入る大きさである。

この分野で言うと、私の持っているカメラは、Canon SX700HSになる。

③レンズ一体型カメラ

一眼カメラのようにレンズ部分が盛り上がっているタイプのカメラである。もちろん取り外しはできないので、ポッケには入らない。
物によってはコートのような衣類であればポッケには入るが、少しかさばる物が多い。
古いタイプだと、見た目は一眼カメラみたいな形で、小さなイメージセンサーとズームは高倍率をうたっていた物が多いが、新しいタイプは単焦点レンズを積んで、APS-Cやフルサイズ等の大きめなイメージセンサーを積んだ物が多いイメージである。
後者は、一眼カメラのレンズ固定式と言っても過言では無いと思う。

この分類で言うと、私の持っているカメラでは、X100シリーズがこれに当たると思う。

④その他

その他とはなんぞ？と思われるかもしれないが、分類が難しい物がある。
③まで書いていてそういえばCONTAXが変なデジタルカメラ出してたよなと思い出し急遽この④を追加した。
主にオールドデジカメに多く、CONTAXでいうSL300Rだったり、SONY クオリアのような特殊なカメラがこれに該当する。
中にはレンズがいっぱい付いているカメラも存在する。
リンクを貼っておくので、こういう感じだと雰囲気で感じて欲しい。

トイカメラは持っていないが、ペーパーシュートなる物は気になっている。
この分類だとコレは此処になると思う。
リンクを貼っておく。

コンパクトデジタルカメラの良さ

先程の分類でいう①はスマートフォンの台頭でほぼ使われなくなってきたように思う。私もiPhone15proに変えた事で、その手のコンデジはもう要らないかもしれないと思うようになってきた。
もちろん、折り畳みの携帯電話を使ってる人や、スマートフォンに付随しているカメラの性能が良くない場合はその限りでは無いと思う。
加えて仕事で携帯電話やスマートフォンを、職場、現場、客先に持ち込む事が出来ないケースもあるだろうから、需要は減ったがまだあるとは思う。
耐衝撃、防水、等その分野に特化したものもあるからだ。
④に関しては特殊枠扱いとしたいので、分類だけはしたが以降の話には適応されない物として理解して欲しい。

話を戻して、コンパクトデジタルカメラの良さは、いろいろあるのだがやはり、そのお手軽さが1番だと思う。
それに加えて、ズームからマクロ、写真から動画まで幅広い機能があるのは心強い。
レンズを付け替えれないのではなく、付け替える必要がない、と言ったらわかりやすいと思う。
私も一眼カメラで、レンズをほぼ変えない組み合わせのまま長い期間使っていると、コンデジのような物だと錯覚する時があるので、レンズが交換できない事はデメリットでは無いように思う。

コンパクトさゆえのパッと取り出しパッと撮影してしまう事の出来る速射性ともいうべき部分は一眼カメラにはなかなか真似できなかったりする。
旅となるとカメラ以外の荷物もおおったりするので撮影以外の面でも”大事な性能”である。

コンパクトデジカメだからこそ

全てのデジタルカメラに当てはまる訳ではないが、X100を使っていた時に写りがとても良かった事に感動した事がある。
X-PRO1と比べても写りが良くてなんでだろうと考えた時にレンズの違いに目を付けた。
レンズを交換しなくて良いという事は、交換式のレンズに比べると精度としてかなり良く出来上がるのではないかと思う。あとは性能の割にレンズがコンパクトに済む。
たしか、leica qシリーズのインタビュー記事か何かで見たと思うのだが、交換式のレンズと一体型のレンズでは、同じ光学性能だとしてもサイズを抑えられる、設計の自由度が高いと書いていた気がする。

X-E4での記事で書いたような気がするが、軽さ、コンパクトさはやはり正義である。
コンデジに写りの妥協さを感じるかもしれないが、意外とそんな事はなく、レンズを交換しないからこそ使いやすく良いレンズが付いていると思う。
もちろん、値段との兼ね合いもあり、ライトユーザー向けのフラットコンデジ等一部は出来る範囲での写りになっているかもしれないが、総合的に見てベストなレンズな筈だ。

また、様々な機能が詰め込まれているので本当の意味で一台で完結できたりする。

マクロモードや、NDフィルター内臓、レンズシャッターによる静音性、フラッシュ等それぞれが普通の一眼カメラだと、マクロレンズが必要であったり、レンズにフィルターを付けたり、フラッシュはアクセサリーシューに付けたりしないと得られない機能である。
全てのモデルについているわけでは無いが、あると嬉しい機能である反面、人によっては使う事がない機能が余分についてあるとも言える。
（YouTubeではとあるカメラに、フラッシュ使わないからデザイン優先させて排除して欲しい、とコンデジのレビューをしてて驚いたものである）

何はともあれ、コンデジも良いという事が書きたかったのだが紆余曲折した気がする。

今回はこんなところで締めたいと思う。
読んで頂きありがとうございました。
暫くは家の都合により、更新頻度がかなり遅くなる事になる。
更新自体は続けていくつもりなので、興味のある人は気長に待って貰えると嬉しい次第です。

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