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人材育成のために重要な、3つのこと


今回は人材育成に関する事です。これは私の尊敬する上司である
故新将命さんが、当時口を酸っぱくして言っていた3つの重要な事です。

(1)座学
一言で言うと、「原理・原則」を体系的に学ぶという事です。
仕事の基礎です。座学で徹底的に、知識を得る、学ぶということです。
講演会や勉強会に参加して講師の話を聞く。
(出来れば会社の費用半分、自前の費用半分が好ましいです。
自分でお金を出さないと、やはり真剣さが薄くなります)

自宅で本を読み、経営、マーケティング、リーダーシップ、交渉力、
プレゼンテーション能力、財務三表、それぞれの分野の専門知識などを
学ぶ。
社会に出てからでも、もちろん勉強としては遅くはありません。社会人大学もあります。MBAだって十分に取れます。

(2)メンター 「職場先輩」
自分の先輩、師と思える人から、徹底的に仕事を教わることです。
OJTで仕事を教わるということになります。現場に出て仕事を教わる、
客先で顧客との接し方を教わる。
交渉の仕方を教わる、など様々な事が現場で教われます。

(3)修羅場を経験させること

これはひじょうに重要です。
人は実際の仕事で鍛えられ、人間が、器が大きくなります。

修羅場については・・・

・新規事業の立ち上げを担わせる
・業績不振の事業や店舗の立て直しを任せる
・子会社の経営を任せる
・結果責任を追及されるような難しい仕事を、若いうちから段階的に
複数経験させるなど。

自責でできる仕事を経験する事です。

海外経験が含まれていればなお良い、という事になります。
英語で困るという経験も若いうちにしておくのは、後になって良い経験に
なります。
これからは、英語(会話)の能力無くしてグローバルなビジネスは出来ません。

上司は以上の事を、「意識して」「意識して」「意識して」部下を鍛えて
欲しいものです。

部下が育てば、自分が楽になるということです。また、立派な後継者が育つという言い方も出来ます。

後継者が育てば、自分の上司からも褒められます。
自分の評価も上がるというものです。

そういう考え方で、部下を育てて行けば、それが企業文化になります。
会社も良い会社になろうかというものです。

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