やすさん

15年以上前に建てた木造住宅の細かい修繕や改造、その他の家事の工夫の記録です。15年住…

やすさん

15年以上前に建てた木造住宅の細かい修繕や改造、その他の家事の工夫の記録です。15年住んで部屋や場所の使い方も定まってきて、ついでにあちこちガタもきているので、気晴らしに計画性もなく工作しています。

最近の記事

ルナファーザーとDIY

拙宅は在来工法の一戸建て、壁は浴室などを除き、ほとんどがルナファーザーのTipsで貼ってあります。 ルナファーザー Tips は多層抄合紙(すきあわせがみ)の壁紙で、何層にも重ねた紙の間に細かい木片を梳き込んで表情を出しています。メーカーでは「塗装用下地壁紙」と呼んでおり、塗装して使うのが前提です。 拙宅は、塗装は家族でやることにして、無塗装で引き渡してもらいました。といっても築17年近く経ちますが、まだ塗装できていない場所も結構残っています。 ルナファーザーの短所 「

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      伊坂幸太郎の殺し屋シリーズの新作。「マリアビートル」と同じグランド・ホテル形式の物語。舞台はシティホテル。客室数はおそらく400程度の都心なら中規模のホテルという感じ。天道虫が再登場するほか、蜜柑と檸檬を髣髴させる2人組の業者も登場する。 ターゲット殺し屋を中心とする物語には、ターゲットとなる人物が不可欠だ。伊坂幸太郎の殺し屋シリーズでは、ターゲットが存在しつつ、殺し屋である「業者」どうしも必要であれば互いを排除しようとする。 昨今、ラノベやコミックでは人命が軽く、個人的な

      • 空を埋める衣類たち——葬送のフリーレン 第10話

        アニメ「葬送のフリーレン」第10話は、画コンテ、演出が刈谷暢秀さん。 刈谷さんは「ぼっち・ざ・ろっく」第4話(下北沢でアー写を撮る回)でキャリア初の画コンテ、演出を担当。形象崩壊して電子音を発するぼっちやリョウさんの「個性を捨てたら死んでるのと一緒だよ」が印象的。その後も、体育祭の立体ゾートロープ制作など、普通じゃない表現をあれこれ担当していた。 斎藤圭一郎監督は重要な第10話を刈谷さんに託した。原画にけろりらさんやまりんぐ・そんぐさんたちがいるのもアツい。刈谷さん自身も原画

        • ダミー電池でガスレンジの電池交換を不要にする

          電池交換が面倒な家電のいくつかに、PKTのダミー電池を入れて電池交換不要にしています。 今回は、ガスコンロに搭載してみたのですが、少しハマりかけたのでメモしておきます。 ガスビルトインコンロ ノーリツ+do15年使ったノーリツのガスビルトインコンロがいろいろと不具合が出て、さすがにもう使いつづけられない状態になったので、同じシリーズの後継機種に入れ替えました。15年前の機種と外見上の変更点はほとんどなし。完成度の高いデザインです。 このガスコンロをはじめ、ノーリツの製品のい

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          パナソニックドアホンVL-SW150Kの終了ボタンの修理

          わが家のドアホンは、パナソニックのVL-SW150Kで2006年から使ってます。すでに生産終了しており、メーカーの修理部品保管期間も過ぎています。このドアホンが無線通信に使うのは2.4GHz帯ですが、パナソニックの現行製品は1.9GHzに移行しているで、電話機などは現行機種とは無線で接続できません。 わが家では、固定電話機は1.9GHzの製品に置き換え済ですが、ドアホンはまだ使えていたので、電話回線から外した旧型の電話機を物置に置いて、VL-SW150Kを使っています。 とこ

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