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異動は活性化、人は移り変わるもの

 配置転換が行われず特定の人員が長期間同部門やチームにいると、やはり硬直化して行きます。

 定期的な配置転換を行うことは、組織の活性化と人員のパフォーマンス向上にも寄与します。

 部門やチームの担っている業務によって、見直すべき期間はまちまちですが、概ね3~5年の間には少なくとも一度以上は、行った方が良いでしょう。

 そこで考えなくてはいけないのが見直す人材です。
ここはあえて、部門やチームの責任者、加えて優秀とされる人物から考えてゆくべきです。

 何故、優秀な人材に照準を当てるかというと、当初はその優秀な点(長所)が組織上有益とみなされて配置しましたが、ある程度の年数が経過すると、その長所が短所(欠点)に変ってゆくからです。

 当初は長所であっても、年数と環境の変化により、その特性が短所になってしまうからです。

 長所は、何らかの点で秀でているのですが、別な見方をするとそれは短所でもあるのです。

 ですから、初めは長所がマッチしていたとしても、いつの間にか短所へ変わり、弊害となってしまう事が多々あります。

 逆もしかりで、短所と思われていた点が長所として発揮してもらえることもあるのです。

 固定のイメージを持ち続けることは危険なのです。
そのためにも、適時に人材を見ることです。

 昨年と今年で、人は結構変わっているものです。
なお、自分自身でこの点に気づければ、自分をもっと高みに連れて行くことが出来ます。常にアップデートです。

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