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月日は百代の過客にして、

5月16日は“旅の日”だったそうです。
松尾芭蕉が『おくのほそ道』へ旅立った日ということで、それにちなんで制定されたのだとか。

松尾芭蕉・・・おくのほそ道・・・

このワードには、未だに焦燥感というかなんというかよくわからない感情がわきます。

なぜなら、卒論のテーマだったから。

『おくのほそ道』だけでなく、芭蕉のほかの紀行文もあわせてそこから見える旅の傾向を分類して考察するってかんじでやりました。
その論文がまあ不出来なもんだった(ろくに分類も考察もできてなかった)ので、未だに関連情報を見聞きする度に引かれます。書き直したい。。。


そして、卒論で扱っておきながらなぜか当時はそうでもなかったのですが、今になって強烈に思うのは「旅がすき」ということ。

自分の生活圏から少しでも離れたエリアに行くだけでどきどきするし、行くとなったらその下調べや準備にわくわくします。
いざ出発日となると、旅の終わりの始まりを感じてもうさみしい。

旅に出たい。。。
日々旅にして旅をすみかとしたい。。。

わたしが行きたいところに行くためだけによろこんで出資してくれる神様みたいな人おらんかな~とか途方もない妄想をしつつ、限られた(乏しい)資金の中でどこに行こうか、何をしようかとプランを練るのは至福の時間。心躍ります。

とりあえず直近で予定しているのは、小学校の修学旅行以来の三重県。
はじめてのお伊勢参りへ行ってきます。
一番の目的は別にあるのでお伊勢さんはおまけに思ってたけど、調べれば調べるほど楽しそう。ていうかおいしそう。三重県の食のラインナップにすでに圧倒されてます。胃袋よ広がれ。
6月なのでお天気が気になるところですが、まあなんとかなるでしょう。

そして8月は大都会・東京(30過ぎても未だそういう認識)へ。
ほんとうは7月のほおずき市に行きたかったけど、予定がつかず断念。
真夏のアーバンな空気にあてられてきます。どきどき。
友人とのふたり旅なので、ひとり旅とはまたちがって楽しみ。


先述したように、わたしは下調べや準備段階からうれし楽しくてしょうがないのですが、友人はその下調べ・準備が大きらいとのこと。
これ、けっこう衝撃でした。
そのおかげで今回のプランニングも自由にやらせてもらって、友人も文句を言わず受け入れてくれたので双方良しではあったのですが。
友人いわく、ただ行って楽しみたいだけなのだとか。アクセスやら泊まる場所やらを探してたらめんどくさくなって行く気なくすらしい。なんと。
そしたら職場にも、パッキングが嫌すぎて後回しにしてつい当日朝にやってしまうなんて人も。まじか。

2人とも、あくまで旅行はすきらしいです。いろんなタイプがいるものですね。

旅行に付随するあらゆる手間が大すきなわたしは、出発に向けて引きつづき現地のリサーチ、当日の服装、持ち物の比較・検討をすすめたいと思います。わくわく。

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