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アルバイトスタッフ成長の機会

 おはようございます、週末の地方の飲食店の話です。元々緊急事態宣言対象外でしたが、関東の緊急事態宣言の解除の話が出てから週末のランチは忙しくなりつつあります。
基本的には、夫婦やカップル、家族と普段一緒に過ごしている面々で来られる方が多いですね。

 さて、タイトルの内容になりますが忙しい時にやってしまったな〜(成長の機会を奪ってしまっているかも!?)って話です。

まずは、状況説明を。
基本的に私は調理を担当してます。
オーダーが通れば前菜を用意して、メインの準備をして、盛り付けをする。という部署。
ホールスタッフはオーダーを聞いて、水を出して、料理を運んで、デザート、コーヒーなどを提供して、お会計をする。という役割。

30席がフル稼働のお店ですが、今はコロナの事もあって、席数を1割〜2割減らしてます。
厨房は1人、ホールは2人のお店なので、助け合いながらじゃないとピーク時が回らないようなお店です。
なんとなく、わかっていただけたでしょうか?

 ランチではお酒を飲む方は少なく、車で来られる方が8割以上なので、ドリンク提供の機会も少ないのですが、時々、カクテルなどのお酒のオーダーがあります。
もちろんわからないスタッフから「どうすればいいですか?」と質問がくるのですが、指示書(レシピ)を見て作るのにも、ポイントがあるので、一旦は作ってみせます。ただ忙しい中だと、それに2人も取られるわけにもいかず、結局ほとんど見れないまま、出来上がったものを提供する事になります。

このような事が連続2日、働いているメンバーが同じ時にありました。

昨日もやったよね?と思いつつ、その時自分がやってしまった事で成長の機会を奪ってしまったのかも。と反省しました。
しかも、このままだと自分の負担ばかりが大きくなるという結果になります。
なので、この時私が伝えるべきことは、自主的に問題解決に向けてどのようにすべきかを伝えるという事でした。

まずは、わからないものがあると「きづく」機会はあった訳なので、第1のステップはわからない事がわかるという点はクリアしています。
 次にすべきは「考える」機会を与えるです。思わずすぐ答えをいうのが忙しい時にはありがちなので、後でもいいのでどうすればよかったのかを考える機会を与えるべきでした。(これは、自分の反省点)

そして、「工夫する(行動する)」までする事で仕事の能力が上がります。(ここは気づいた人の努力する点)

このプロセス(「きづく」→「考える」→「工夫する」)を経る事が、自ら考え動く自主性がある。という事になります。

逆は、周りが見てて気づいた事を伝え、行動を指示するという受動的な人という事になります。もちろん、自主的に動く時も確認は必要ですが、どちらが学びが多いかは明白です。

現場では、小さな気づきをきっかけに大きく成長する事がたくさんあるので、今日もそれを楽しみながら、やっていきます!

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