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就労系支援B型で働く利用者は大人として対応する

 障害を持つ方が一般の雇用契約を結ぶのが難しく、通所する働く施設として就労継続支援B型がある。(雇用契約と支援があるのが就労継続支援A型)

この就労継続支援B型には、障害を持つ方が対象となり、軽度〜重度の方も利用している(事業所による)

さて、そんな就労継続支援B型では、働く場を提供としている所も多く、その働いて得た収益の中から利用者には工賃が支払われている。

一例


 私が所属している事業所もプロと障害を持つ方が関わり、クオリティを保ちながら、商品価値があり工賃向上ができることを目的としている。

そこでは、衛生管理、在庫管理、製造と一般業務と同じ流れで行われる。
その中で働く、障害を持つメンバーも大切なスタッフ。

支援が必要な場面もあるが、基本的には、支援を行いながら彼らが主体でものづくりが行われる。

 なので、彼らに対する対応は、一スタッフとして。
決して、手のかかる子供という扱いはしない。

子供扱いになると、ちょっとした事で
「〇〇ちゃん、すごいね〜」
となる事も
〇〇さんは、これはできるようになったので、次はここを目指しましょう。とスモールステップではあるが、ハードルの設定とそこを超えるための支援を行う。

もちろん、フィードバックは行い、本人のできている(これでいい)という認識をしてもらいながらになるが、大人のスタッフとしての声かけを行う。

これが、働く環境という認識があると事業所に入ると気持ちが切り替わり、働くことで得られる他者からの感謝、社会に必要とされているという事を体験してもらっている。

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