見出し画像

食材にも【リフレーミング】を

リフレーミングを使えると、悩み事が減って世の中が明るく感じます。
人だけじゃない部分でも活用したらより楽しくなりました。

コミュニケーション心理学で使われる「リフレーミング」ですが、これは食材にも使えますので、福祉と料理人をやっているので気づいた目線の話です。

この記事でもあるように、リフレーミングとは、物事を考える枠組み(フレーム)を変えるということです。

つまり、ネガティブな部分を見るのではなく、ポジティブな部分を見る事などもリフレーミングと言えます。

本題に移ります。

食材の「リフレーミング」とは?


例えば、キャベツ
外葉や芯は硬く、生ごみとして扱われることも多いかと思います。
見方を変えると、
外葉は適度な水分があり、乾燥しがちな野菜室の野菜を守る効果があり場合によっては、糠漬けの捨て漬けに使ったり、チーズなどを保管しているときは湿度を保つために、入れておくこともできます。

一方芯の部分は、繊維質ですが、甘みや香りが凝縮しています。ほうれん草なども、一番味の濃い部分は実は根元だったりします。
その濃さを生かして、ベジブロスという出汁に入れます。

他にも、椎茸の軸、玉ねぎやにんじんのヘタや皮などもすごくいい出汁のベースになります。

と、ここまでは、食卓での活用です。

他にも食べられないものとして、卵の殻があります。

実はこれも使えます。
炭酸カルシウムが主成分の卵の殻は細かくして、コンポストなどで肥料にします。これを使うことで土壌改良になります。

見方を変える

人の欠点は良く見えると言いますが、本当にそれは欠点なのか?と疑い、実は違うことをしているときには、長所となるのではないか?

この食材はクセが強いけど、〇〇と組み合わせるとアクセントとして他にない新しいものができるのではないか?

そんな事を考えながら、日々を過ごすと、なんだか楽しくなる気がします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?