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【2021年度当初予算概要 非来庁型サービス】

こんにちは!学生インターンの吉村宗純です。
先日、政府がLINEにおける機密情報の漏洩を指摘したことが皆さんの中でも印象が強いでしょう。情報漏洩に関して、政府は各自治体に現状の調査を依頼しましたが、渋谷区では問題がないことが確認されました。(3/18現在)
それに続いて、2021年度に予定されている事業の中に、LINEを利用した非来庁型サービスの拡充があります。オンラインは正しく利用すると便利なものです。ここでは私がこれらの事業について簡単にご説明致します!

渋谷区では、DX=「デジタルトランスフォーメーション」を推進し、進化し続けるテクノロジーが人々の生活を豊かにしていく手段としてLINEを活用しています。まず初めに、非来庁型サービスの拡充がもたらすものは、「新しい生活様式」です。それはすなわち、家にいながら各申告や申込が可能になることで、来庁時の感染リスクを削減できる他、時間を有意義に使えるようになります。皆さんの暮らしにゆとりをもたらすことでしょう。詳細は以下でご説明いたします。

非来庁型サービスの意義とは?

私たちは今後Withコロナ時代を生きていかねばなりません。できるだけ感染リスクを抑えることが喫緊の目標でもあります。その中で、区民の皆様も経験なされていることと思いますが、現状公的手続きの多くは、直接来庁して頂くことが多い状態です。そのため、非来庁型への移行は大きな意義があると考えられています。そこで、冒頭でもお伝えしたように現在LINEを用いたオンラインシステムに注目が置かれています。渋谷区では公的手続きの他、健康相談や育児相談など、各相談会や座談会などもオンラインで行われるように取り組みが進んでいます。

サービス内容

こちらでは、ご利用可能なサービスについて箇条書きで簡単に紹介します。
【住民票等証明発行】
住民票の写し・住民票除票の申請・課税(非課税)証明書・所得証明書・納税証明書の申請などがLINEシステムにて可能となります。
現在はこれらの証明書を発行するために、役所やコンビニに出向き、顔写真付きの身分証等を保持して手続きを進める必要がありました。
〈大事な場面で必要になるこれらの証書、LINEシステムが適用されれば格段と便利になるでしょう!〉

【オンライン図書館の利用】
オンライン図書館についてはこちら
オンライン図書館の利点は何といっても図書館に行く手間が省けるということです!現在でも上記のリンクにある通りサイトでのオンライン図書館の利用が可能です。
〈LINEと同期することで、サイトへのアクセスがより容易になるでしょう!〉

【通報】
道路、橋、公園の遊具等の破損・不具合等の通報 落書きの情報提供などが可能となります。
日常で発見した身のまわりの不具合等、どのように・誰に伝えたらよいか分からないことも多々あるでしょう。
〈LINE通報システムが拡充されれば簡単ステップで区への通報が可能となります!〉

【犬の申請】
犬の登録、犬の鑑札再交付、犬の注射済票の交付・再交付:生後91日以後の飼い犬には鑑札が義務づけられていて、これをすると迷子の際も比較的戻ってこられやすいというメリットがあります。
犬の鑑札、注射済票についてはこちら
犬と一緒に住まれている方にとても嬉しい知らせかもしれません。鑑札や注射済票については飼い犬にとってとても重要な証明で、上記の通り、飼い主の所在が分かれば迷子の際も再び出会える可能性が高まります。

【妊婦面接】
妊婦面接とは出産や育児などに関する不安や疑問を保健師に相談できる場所です。詳しくはこちら
初めての方も経験がある方も、命を授かる重要性に不安を感じる場面もあるでしょう。また、身重な身体で出歩くことが危険な場合もあります。そこで、オンラインによる相談窓口はとても重要な役割を果たします。
〈1人で抱え込まずに悩みを打ち明けることも大切ですよね!〉

【育児学級】
育児学級とは自治体が実施しているパパママへの育児教室です。
詳しくはこちら
妊婦面接と同様、子を育てる事に関して、「これでよいのか・どうすればよいのか」等、不安や疑問が浮かぶでしょう。各自治体ではそのようなパパママを支援する制度があります。渋谷区では、その育児教室をオンラインで開催できるよう模索しています。
〈Withコロナに見合った素晴らしい取り組みだと私は思います!〉

【各種アンケートの実施】
→パブリックコメントの受付
オンラインでのパブコメ受付は以前からありましたが、LINEというコンテンツの手軽さによってより多くの意見が寄せられると期待しています。意見が多ければ多いほど、皆さんの要求に応えるような施策が打ち出されることでしょう。積極的にコメントをお寄せください。

【窓口受付予約】
役所に出向く際、役所に行ってから待ち時間を過ごすのは感染リスクを考慮すると危険な時間だと言えるでしょう。このサービスでは、窓口の受付を申請することで、役所にお越し頂く時間の目安をお伝えし、スムーズな対応が可能となります。

【出生通知票届出】
新生児誕生を報告できるシステムです。出生通知票届出は低体重児届をかねており、現在は紙媒体での報告となっていますが、データとしての提出によりSDGsを考慮した取り組みになっています。

【新型コロナウイルス自宅療養者健康観察報告】
コロナウイルスによって拡充されたシステムですが、今後の感染症対策にも活かせるシステムだと考えています。
〈非接触が感染症対策のポイントです!〉

【新型コロナあんしんチェックインサービス】
自分が訪れた場所などでQRコードを読み取り、訪問履歴を残します。その後、自身が利用した施設等で感染者が出た場合、自らの感染疑いを報告してくれるため、拡大防止策としても有効な手段です。

R3年度以降、追加予定機能
【予約機能を使用した窓口・講座の拡充を予定】
オンラインで利用できる窓口や講座の数を今後増やしていく予定です。オンライン型へのシフトが積極的に行われることでしょう。

【オンライン健康相談】
 現在対面で行われている健康診断はこちら
対面で行われているものをオンラインに変えていく取り組みの1つです。各専門の医師などを用意し、利用者個人の症状に見合った適切な人員配置がなされるよう設定されていく予定です。

【出生通知票、育児支援ヘルパー派遣事業「にこにこママ」
「にこにこママ」とは育児困難者のためのシッター申請制度です。
上記リンクにもありますが、にこにこママとは育児が困難な状況にある保護者の方が利用できるサービスで、ベビーシッターをご利用頂くことができます。

【国民保険加入・脱退等申請】
こちらもオンラインでの手続きが可能となる予定の1つのものです。手続きを手軽にすることで、保険料未納などの解消にもつながると考えます。

【住民票の写し等の申請における公的個人認証機能】
証明書発行の際に必要な本人確認にはJPKI(公的個人認証サービスを導入する予定)
オンラインで個人情報をさらすのはリスクがあることで、これには相当な対策を打たねばなりません。この事業では、公的個人認証サービスの導入によってその安全性を担保しようとしています。
詳細はこちら

さいごに

非来庁型への移行は感染リスクを抑えるといった点でも非常に画期的なアイデアだと思います。さらに事前予約の導入により、来庁した際の待ち時間解消にもつながります。手続き等の本人証明やプライバシーの保護が課題になると思われるので、どのような対策がなされるのか、こちらも注目していきたい所です。以上、吉村宗純がお送り致しました。拝読ありがとうございます。

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