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ビジネスチャット「Chatwork」を展開!新規上場企業分析!〜Chatwork 株式会社〜

みなさんこんにちは。
ご覧になって頂きありがとうございます。

2019年の新規上場企業から開始し、現在、2019年マザーズ上場企業64社分中37社掲載、残り27社です!
本日時点(7/18)で2020年のIPO数が31社ですので、合計残り58社です!

IPO企業分析第38弾!本日は、Chatwork 株式会社さんです。

毎度のことながら、間違っている箇所などありましたら、いつでもご指摘ください!
また、こんなこと追加で記載してほしい、などの心優しいご意見がありましたら、いつでもご連絡ください!

※尚、記載の情報は、日本取引所グループの新規上場会社情報や最新の決算資料等を元に作成しています。

「Chatwork 株式会社」概要 ※新規上場時

■設立日  :2004年11月11日(上場承認日:2019年8月15日)
       ※上場承認まで14年と277日
■従業員数 :91人
■本社所在地:〒651‐1245 兵庫県神戸市北区谷上東町 1 番 1 号
■市場   :マザーズ
■代表者名 :山本正喜

■事業内容:
ビジネスチャットツール「Chatwork」の開発・提供、セキュリティソ フトウェア「ESET」の代理販売

■経営理念・ミッション・ビジョン:
ミッション:働くをもっと楽しく、創造的に
ビジョン:ITを通じて「すべての人に、一歩先の働き方」を提供する

主要年間指標 ※連結
2018年12月期(上場対象期) → 2019年12月期

■売上  :1,301,836千円 → 1,815,079千円
■経常利益:△163,146千円 → 62,343千円
■純利益 :△110,800千円 → 61,421千円
■時価総額初値:541億円(初値PER--倍)
※以下、2019年12月期の有価証券報告書

現時点の時価総額 :570億

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ビジネス概要

Chatowork社は、
①Chatwork事業:ビジネスチャットツール「Chatwork」の開発及びサービスの提供、広告サービスの提供並びに「Chatwork」をサービスプラットフォームとして活用した各種サービスの提供
②セキュリティ事業:セキュリティ対策ソフトウェア「ESET」の仕入販売

という2つの事業を展開しています。

Chatworkを介したプラットフォームサービスとしては、以下の4つを展開しています。
・Chatworkアシスタント
・Chatwork助成金診断
・Chatwork電話代行
・Chatwork早期入金

トピックス

・メイン事業であるChatworkの主要KPIは以下の通りで、大きく増加しているだけでなく、数百万人が使うビジネスプラットフォームとして利用されています。
 2018年12月期末 → 2019年12月末
 利用企業数:203千社 → 246千社
 登録ID数:2,416千名 → 3,080千名
 DAU  :584千名 → 692千名
 課金ID数:339千名 → 397千名

・Chatwork事業とセキュリティ事業の売上内訳は以下の通りで、それぞれ拡大をしています。
 Chatwork事業:1,600,314千円(前年同期比:143.0%)
 セキュリティ事業:214,764千円(前年同期比:117.8)

・ビジネスモデル図は下記の通りです。(2019年度有価証券報告書より抜粋)

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・Chatwork社は、今後の戦略として、ビジネスにおけるスーパーアプリ化を構想しています。(2019年12月期決算説明資料より抜粋)

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まとめ

今回は、ビジネスチャットツール「Chatwork」の展開とセキュリティ事業を行うChatworkさんの分析記事でした!

私個人としても、2012年6月からChatworkは利用させて頂いており、本当に便利になったと痛感しています。(社内でのメールやり取りとかが昔は本当に多かったのですが、ほぼすべてがChatworkに移行されて、生産性が大きく上がりました)

最近では外部とのやり取りでも多く活用しているため、本当に欠かせないツールになりました。これからのさらなる拡大に期待です!

それでは、また次回!!


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