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医療ヘルスケア領域サービスを総合的に運営!新規上場企業分析!〜株式会社メドレー〜

みなさんこんにちは。
ご覧になって頂きありがとうございます。

2019年以降の新規上場企業からピックアップし掲載しています。

IPO企業分析第49弾!本日は、株式会社メドレーさんです。

本記事は、ビジネスモデル理解のために作成しています。
間違っている箇所などありましたら、いつでもご指摘ください!

※尚、記載の情報は、日本取引所グループの新規上場会社情報や最新の決算資料等を元に作成しています。

「株式会社メドレー」概要 ※新規上場時

■設立日  :2009年6月5日(上場承認日:2019年11月8日)
■従業員数 :246人(2018年12月)
■本社所在地:東京都港区六本木三丁目2番1号
■市場   :マザーズ
■代表者名 :瀧口 浩平

■事業内容:
人材採用システム「ジョブメドレー」、クラウド診療支援システム「CLINICS」、医療メディア「MEDLEY」等、医療ヘルスケア領域におけるインターネットサービスの開発提供

■経営理念・ミッション・ビジョン:

ミッション:医療ヘルスケアの未来をつくる

主要年間指標
2018年12月期(上場対象期) → 2019年12月期

■売上  :2,933,043千円 → 4,685,023千円
■経常利益:△87,829千円 → 186,900千円
■純利益 :△153,562千円 → △381,226千円
■時価総額初値:350億円(初値PER239倍)
※以下、2019年12月期の有価証券報告書

現時点の時価総額 :1,967億

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ビジネス概要

株式会社メドレーは、人材プラットフォーム事業、医療プラットフォーム事業、新規開発サービスの大きく3つの事業領域で医療に関するインターネットサービスを広く展開しています。

それぞれのセグメントでは、以下のようなサービスを展開しています。

人材プラットフォーム事業
 −医療ヘルスケア領域の人材採用システム「ジョブメドレー」
医療プラットフォーム事業
 −クラウド診療支援システム「CLINICS」
  −CLINICSオンライン診療、CLINICSカルテ、CLINICS予約
 −医療情報提供サービス「MEDLEY」
 −株式会社NaClメディカル(レセプトソフト「ORCA」開発チーム)
  ※2019年3月に株式を全取得
新規開発サービス
 −介護施設情報を掲載する「介護のほんね」
  ※2015年4月に運営企業プラチナファクトリー社を完全子会社後吸収合併

ビジネスモデルは下記の通りです。(2019年12月期有価証券報告書より抜粋)

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トピックス

・同社のセグメント別業績は下記の通りで、全体の事業を大きく拡大しつつ、人材プラットフォーム事業が全体の87%の売上を占めています。(2019年12月期決算説明資料より抜粋)

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・人材プラットフォーム事業の顧客事業所数は大きく拡大しており、日本の事業所の約26%を顧客化しています。
尚、2019年末時点の1顧客事務所当たりの売上は5,174円です。

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・人材プラットフォーム事業で会員登録を行っている医療従事者は58.3万人まで拡大しています。

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・医療プラットフォーム事業で展開するCLINICSは、2019年末時点で1,187医療機関にて導入されています。

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まとめ

今回は医療ヘルスケア領域にて総合的にインターネットサービスを展開するメドレーさんの分析記事でした!

高齢化が進む世の中であり、デジタルトランスフォーメーションが必要とされる世の中において、同社の提供するサービスは本当に社会から必要とされるものだと強く感じました。

今後の更なる拡大に期待です!
それでは、また次回!

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