戦略的ターゲットが明確!新規上場企業分析!〜株式会社グッドスピード〜
みなさんこんにちは。
ご覧になって頂きありがとうございます。
まだまだ2019年マザーズ上場企業64社分が終わらないので、引き続き頑張っていきたいと思います!本日(6/10)時点で2020年のIPO数が17社ですので、早く追いつけるように頑張ります!
IPO企業分析ついに第20弾!本日は、株式会社グッドスピードさんです。
毎度のことながら、間違っている箇所などありましたら、いつでもご指摘ください!
また、こんなこと追加で記載してほしい、などの心優しいご意見がありましたら、いつでもご連絡ください!
※尚、記載の情報は、日本取引所グループの新規上場会社情報に掲載された書類を元に作成しており、投稿日時点での情報ではない情報を含みます。
「株式会社グッドスピード」概要
■設立日 :2003年2月20日(上場承認日:2019年3月22日)
※上場承認まで16年と30日
■従業員数 :277人(単体)
■本社所在地:愛知県名古屋市東区泉二丁目 28 番 23 号
■市場 :マザーズ
■代表者名 :加藤 久統
■事業内容:
SUV を中心とした自動車販売及びその附帯業務(買取、整備及び鈑金、 保険代理店、レンタカー事業)
■経営理念・ミッション・ビジョン:
経営理念:気持ちに勝るものはない
ミッション:すべての人に感謝・感動・感激を与え続ける伝道師でありたい
主要年間指標(2018年9月期) →2019年9月期
■売上 :22,751,642千円 → 32,393,959千円
■経常利益 :149,280千円 → 318,082千円
■純利益 :91,281千円 → 193,349千円
■時価総額初値:25億(初値PER13倍)
※以下、新規上場時の有価証券報告書(Ⅰの部)
現時点の時価総額 :28億
過去5年間での社名検索回数推移
グッドスピード社の検索回数は、クリント・イーストウッドの名作映画「グラン・トリノ」とほぼ同じ検索回数でした。
ビジネスモデル概要と図解(独自作成)
グッドスピード社は、東海エリアを中心に、中古車販売、自動車買取、整備・鈑金、保険代理業、レンタカーサービス等、自動車販売関連事業を総合的に行っています。
特に、中古車販売においては、SUV・4WD・輸入中古車等、高年式・低走行に特化した専門店展開を行っています。
ビジネスモデルはこちらです。
考察
・SUVや4WDに特化することで、顧客に明確なブランド価値や差別化を提供することができており、また、それによるスタッフの専門知識の向上も見込まれる為、顧客に対して高品質なサービス提供ができていることが強みであると考える。
・東海エリアに特化して店舗展開を行うドミナント戦略を取っていることで、店舗同士の相乗効果を作ることができている。
・主要KPIである小売販売台数は以下の通り大きく拡大している。
(2019年 9月期 決算説明資料より抜粋)
・領域ごとの展開店舗数は下記の通り。
中古車販売 :18店舗
自動車買取 :1店舗
整備・鈑金 :4店舗
※尚、主要サービスとしての取り扱いが上記店舗数であり、その他サービスを他店舗でも提供している。
まとめ
今回は、中古車販売を総合的に行っているグッドスピードさんの分析記事でした!
エリア特化、車種特化をすることで、明確なブランドの構築と各種サービス品質の相乗効果による向上を生み出している、というのは、戦略としてすばらしいですね!
私個人も岐阜出身ということもあり、ぜひ今後も拡大してほしいです!
それでは、また次回!!
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