見出し画像

「tenki.jp」を展開!新規上場企業分析!〜株式会社ALiNKインターネット〜

みなさんこんにちは。
ご覧になって頂きありがとうございます。

2019年の新規上場企業から開始し、現在、2019年マザーズ上場企業からピックアップし掲載しています。

IPO企業分析第47弾!本日は、株式会社ALiNKインターネットさんです。

本記事は、ビジネスモデル理解のために作成しています。
間違っている箇所などありましたら、いつでもご指摘ください!

※尚、記載の情報は、日本取引所グループの新規上場会社情報や最新の決算資料等を元に作成しています。

「株式会社ALiNKインターネット」概要 ※新規上場時

■設立日  :2013年3月15日(上場承認日:2019年11月6日)
■従業員数 :9人
■本社所在地:東京都新宿区山吹町 337 番地
■市場   :マザーズ
■代表者名 :池田 洋人

■事業内容:
天気予報専門サイト「tenki.jp」の運営

■経営理念・ミッション・ビジョン:

理念:􏶗􏶘􏰊􏳂􏲰􏰶􏶙􏲝􏱦􏲧􏱨􏶗􏶘􏰊􏳂􏲰􏰶􏶙􏲝􏱦􏲧􏱨未来の予定を晴れにする􏶗􏶘􏰊􏳂􏲰􏰶􏶙􏲝􏱦􏲧􏱨􏶗􏶘􏰊􏳂􏲰􏰶􏶙􏲝􏱦􏲧􏱨

主要年間指標
2019年2月期(上場対象期) → 2020年2月期

■売上  :694,139千円 → 743,939千円
■経常利益:344,530千円 → 327,923千円
■純利益 :232,349千円 → 226,067千円
■時価総額初値:84億円(初値PER33倍)
※以下、2020年2月期の有価証券報告書

現時点の時価総額 :69億

スクリーンショット 2020-09-26 16.58.00

ビジネス概要

株式会社ALiNKインターネットは、日本気象協会と共同事業として、天気予報専門メディア「tenki.jp」、「tenki.jp 登山 天気」を運営しています。(画像は企業サイトより抜粋)

スクリーンショット 2020-09-26 17.03.19

スクリーンショット 2020-09-26 17.03.07

同社と日本気象協会の役割分担は以下の用になっています。※主な業務のみ記載

日本気象協会:天気予報等の各種データ提供、気象コンテンツの企画制作・設計
ALiNKインターネット:サイト、アプリの企画制作・設計、システムの運用保守管理、システム設計・開発、運用型広告業務(トレーディングデスク業務)

同社のビジネス収益は広告収益モデルとなっており、ビジネスモデルは下記の通りです。(2020年2月期有価証券報告書より抜粋)

スクリーンショット 2020-09-26 17.06.31

トピックス

・広告ビジネスとして非常に重要な指標であるPV数については、2020年2月期に年間約48億PVとなっており、大きく増加しています。(以下、有価証券報告書より抜粋)

スクリーンショット 2020-09-26 17.14.24

・WEBへの誘導窓口として活用されていると想定されるTwitterのフォロワー数は約283万人(2020年2月末時点)となっています。

・同社はトレーディングデスク体制を持ち、PVを最大活用できる広告運用を強化しています。尚、広告収益の内、運用型広告(アドネットワーク)の占める割合が90%を超えています。(2020年2月期決算説明資料より抜粋)

スクリーンショット 2020-09-26 17.17.00

収益換算すると、48億PVで7.4億円の収益となるため、1PV当たり約0.15円の収益となっています。

・同社は本事業を10人で運営しているという少数精鋭の体制となっており、生産性が非常に高くなっています。

一人あたり売上:年間/74,393千円、単月/6,199千円
一人あたり経常利益:年間/32,792千円、単月/2,732千円

まとめ

本日は、「tenki.jp」を手掛ける株式会社ALiNKインターネットさんの分析記事でした!

年間48億PVはシンプルにすごい!というのと、代表の池田氏はヤフー時代から天気サービスにプロデューサーとして関わっており、その道のプロなんだな、、と感じました。

同社のビジネスについて、代表の池田氏がインタビューに応えている記事がありましたので、こちらで経緯などがよくわかります。

今後のさらなる拡大を期待しています!
それではまた次回!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?