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メッセージングサービスに強み!新規上場企業分析!〜AI CROSS 株式会社〜

みなさんこんにちは。
ご覧になって頂きありがとうございます。

2019年の新規上場企業から開始し、現在、2019年マザーズ上場企業64社分中40社掲載、残り24社です!
本日時点(8/1)で2020年のIPO数が32社ですので、合計残り56社です!

IPO企業分析第41弾!本日は、AI CROSS 株式会社さんです。

本記事は、ビジネスモデル理解のために作成しています。
間違っている箇所などありましたら、いつでもご指摘ください!

※尚、記載の情報は、日本取引所グループの新規上場会社情報や最新の決算資料等を元に作成しています。

「AI CROSS 株式会社」概要 ※新規上場時

■設立日  :2015年3月10日(上場承認日:2019年9月3日)
■従業員数 :27人
■本社所在地:東京都港区虎ノ門三丁目 2 番 2 号虎ノ門 30 森ビル
■市場   :マザーズ
■代表者名 :原田 典子

■事業内容:
SMS メッセージングサービス、ビジネスチャットサービス、AI Analytics サービスの開発・提供

■経営理念・ミッション・ビジョン:
ミッション:
Smart Work , Smart Life テクノロジーでビジネススタイルをスマートに

主要年間指標
2018年12月期(上場対象期) → 2019年12月期

■売上  :1,120,914千円 → 1,450,882千円
■経常利益:95,192千円 → 170,004千円
■純利益 :87,338千円 → 124,204千円
■時価総額初値:69億円(初値PER69倍)
※以下、2019年12月期の有価証券報告書

現時点の時価総額 :75億

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ビジネス概要

AI CROSS社は、企業向けに、コミュニケーションを通じてEngagementを高めるためのビジネスコミュニケーションプラットフォーム事業を展開しており、以下3つのサービスを展開しています。
 ①メッセージングサービス:顧客企業とエンドユーザーの保有するモバイル端末とのコミュニケーション
 ②ビジネスチャットサービス:顧客企業内のコミュニケーション
 ③AI Analyticsサービス:当該コミュニケーションの品質向上のためのAIによる分析
※以下、 2019年12月期決算説明資料より抜粋

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主力サービスであるメッセージングサービス「AIX Message」は、以下のような用途で、企業が安価に利用できるコミュニケーション手段として、多く使われています。(2019年12月期有価証券報告書より抜粋)

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ビジネスモデル図は以下の通りです。(2019年12月期有価証券報告書より抜粋)

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トピックス

・同社の2019年時点での売上構成比は以下の通りとなっており、メッセージングサービスが約82%を占めています。
 ①メッセージングサービス:1,197,040千円
 ②ビジネスチャットサービス:221,742千円
 ③AI Analyticsサービス:32,100千円

・主要顧客として、OPENMARKET LIMITED社がおり、2018年時点で約22%、2019年時点で約15%の売上比率を占める大型顧客となっています。
OPENMARKET LIMITED社は、アメリカのシアトルに本社のあるAI CROSS社と同業のメッセージサービス提供企業です。

・内訳は不明なものの、2019年の取引社数は2,914社と、前年比で約2倍となるほど大きく拡大しています。(2019年12月期決算説明資料より抜粋)

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まとめ

今回は、メッセージングサービスを手掛けるAI CROSSさんの分析記事でした!

SMSという昔からあるコミュニケーションツールを上手に活用した、非常に秀逸なビジネスだな、と思いました。

その結果として、2015年を第1期として第4期決算で上場するというすばらしい拡大を見せており、決算資料の売上推移と純利益のJカーブも非常にきれいな内容ですので、ぜひみなさんにも見て頂きたいです。

今後のさらなる拡大に期待です!
それでは、また次回!!

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