5月

暑さが近づいている。
窓を開けて新しい空気を入れたら涼しくて、開けすぎてたら寒くなるくらいの季節が良い。短くなってきてるやつ。
いつかタイムマシンでこの時代を選んだら「穏やかな季節の変化なくなってきたよねー」ってみんなが言ってそう。タイムマシンの開発を待たなくても本当にそうすぎて困る。
またすぐ寝苦しくなるのね。今年は冷夏になってくれてもいいよと毎年願うけど、もしかしたらもう叶わないのか。いや、でも自然相手だし、という希望も一応捨てたくない。30度までしか上がらなくて涼しい夏だったなーと人生でいつか言いたい。

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夏生まれなのに夏苦手なんだね。と何回か言われたことがある。名前負けって言葉があるけど、それが生まれた季節にも言えるなら誕生月負け。

コロナ禍が長かったのもあって、少しだけ夏に外に出るあの元気な感じ、がすきになれそうになったり、全然くたっとしていたりする。
そういえば何で見たんだったか、くったりすることを韓国語ではネギキムチになるって言うらしい。キムチにしたら水分たっぷりのネギがくたくたになるから。夏の間私はネギキムチ。

毎年暑さへの憂鬱だけは知ってて、実際の体感や辛さは案外覚えてないのよね。6月末が異常に暑くて、帰れマンデーのロケでサンドさんがヘロヘロになってるのを見た夏、いつだったっけ。昨年ではないような昨年のような、一昨年くらいのような。でもここで書いた気がするから3年以内のことか。
暑すぎるのは苦手だけど、全国共通で「暑すぎる」を一緒に持ってる感になるのはすき。というのも書いた気がする。今もすき。なんだそれって感じだけどすきなものはすき。

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どうでもよい近況。すごく元気なとき、店員さんに別に必要ではない話をこちらからできるようになった。元気がないときはする気も起こらない。
物産展の人に本店から来られたんですかって聞いてみるとかそういうの。
あんまり年取ったなって言いたくないけど、若さでぴちぴちしてる人たちはしないんではないかって。コミュ力ある人はするのかな。そんな気もする。元気なときだけ、少し勇気出してこちらからも世間話しちゃう現在地。

歳取ったなーって、例えばバイト連勤だー!って学生のときちょっと言いたくて言ってたような、そういう「自分もそう言える歳になったから嬉々として言っちゃう」みたいな、歳取ったなって言いたい私ー、と感じてしまう。こじらせ。自分に変なところで厳しい。

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世間話の話に戻る。何度も書いてる気がするんだけど、コンビニのおばちゃんが仲良くしてくれるみたいなやつがすき。それが、今まではコンビニのおばちゃん(とか)サイドがアクションを起こしてくれるから話せる方が多かったわけだったのが、元気なときに限りこちらからも何か言ってくる客になったという。そういう話。

元気なときは人が好き。元気がないときはごめん。あと、話を聞いてしまうからハナからポケットティッシュは受け取らないようにしててごめん。誰一人気にしてないだろうに何に謝っているのか。
あの渡される範囲だけ死んだ目で歩くのがうまくなった。嫌な進化。魂抜いて音楽聴いてる人にわざわざ渡さないよね。死んだ目は最強。
でも、もし仕事関係の人(になりうるかもしれない人を含む)とか、未来の旦那さんの家族(予定はない)とかに死んだ目〜な自分を見つけられたらよくないな!って、街でもなるべく良い人でいたいなとも思う。お釣り笑顔でもらったり。こじらせて生きている。

良い人でいたさみたいなの、なんでかずっと持ち続けてて、いい子になってる自分に気付いてまたやってると思う日がある。初めての人と話すときとか、こうやって文字を書いている(いつも無駄な考え事を繰り広げてる)私が思うものと違って、なんというか、甘い、妹っぽい話し方をしてる。本当に妹なので染み付いていて当然なのだけど。
文字と頭の中の私のイメージは青、実際の私のイメージは暖色。そんな感じ。わかりにくい。本当はもっと落ち着いたトーンで、青色のイメージで、歳に不相応ないい子をせず話したい。これも、なんだそれだなー。

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今月はめずらしく5本近くスマホの下書きをして、その内1本はnoteで綺麗にもしてあとは投稿だけくらいまでになった。が、時間を置いたら熱が冷めて、思いつきで書いた取るに足らないことを書きとめたこの投稿に取って代わられてしまった。そんな月があってもいいか。

自分の中でこの先2〜3ヶ月中くらいには手を付けたいな、というつもりで「上半期中!」のリストを最近作った。よく考えたらもう上半期中は1ヶ月と少しじゃん。
1ヶ月しかないよ!と追い立てたら私はいろいろとやってくれそうだけど、無理しない。ネギキムチ期に備える。気分とか自分でバランスを取れるところはしっかりコントロールして、なるべくしんどくないようにしたい。

というこれもまた頭の中で文字を並べてる私の理想で、実際は秒で忘れてばたばたする。でも、書いたことが頭の中のどこかには残ってうまくやれたらとてもよい。もしよければ急な異常気象(災害とか伴わない良い意味で)が起こって誰も予期しなかった過ごしやすい夏になってほしいし、ならない。

6月に入ったら今度は12/31までにしたいことリストとか並べ始めるはずで、すぐ先を見据えちゃうんだな。(現実逃避とも言う)
夏は酷暑予報だし、そのままいけばまた暖冬か。書いてる今はまだないのに、気付いたらいつの間にかその季節が来てて答え合わせをしたりしている。不思議だなー、というよくわからない哲学。思いつくままたくさん書いたしこのへんで終わっとくかな。1000文字くらいで終わりたいのに2000文字超えるし、気温も自分もなかなか思い通りにはいかない。これは、なんだそれ3回目。うまいところに落とせたようで、落ちてもないか。自分へのあたりの強さは続く。

私が上げてくれなかった1本前の記事をまた上げるか、新しいのをまた気分で思いつくかなーとか考えて過ごしてすぐ6月下旬だー。そんなに暑くなくていーよーー。

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