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【ペットの防災】大切な家族の一員、ペットのための防災対策を考えていきましょう。まずは何から、どう動けば良いのか!分かりやすく説明します。

ペットのための

防災対策していますか?

している・・・56.9パーセント

していない・・・43.1パーセント


大切なペットのための防災対策をしている飼い主さんは

全体の56.9パーセントに留まっていることが明らかになりました。




ペットのための防災対策が

まだまだ立ち遅れている現場が浮き彫りになっています。




ペットも大切な家族の一員。




さぁ!今日からその時を生きのびるために一緒に防災について

考えて行きましょう。




災害時、ペットは置き去りにしてはいけません。

一緒に避難が原則です。




ところで、飼い主の皆さん!

【同行避難と【同伴避難の言葉を聞いたことはありますか?

【同行避難と【同伴避難の言葉の違いを知っていますか?




実際、被災地では

【同行避難と【同伴避難の言葉が似ていることもあって、

違いがはっきり認識されず、

一部の避難所で混乱が生じたそうです。




まずは、この二つの言葉の違いを

しっかり理解して覚えておきましょう。




【同行避難とは、

災害発生時、飼い主が飼育しているペットと一緒に避難所まで安全に避難することです。

一方、【同伴避難とは、

ペットと一緒に避難し、かつ避難所で一緒に過ごすことができます。




【同行避難は、

避難所まで一緒でも

避難所では決められた場所で別々の避難生活になります。

・施設に預ける

・避難所の屋外で飼育

・室内の別の場所で飼育などです。




【同行避難をして、避難所でどのように飼育されるのか、

【同伴避難をして、避難所内での同じスペースで避難生活を送れるかどうかは、

それぞれの避難所のルールに従って飼養する必要があります。




また、

避難所という特性から

動物好きな人がすべてではありません。

アレルギーを持っている人もいるという配慮から

【同伴避難は難しいのが現状です。




動物の管理としつけ




①防災用品の備蓄

②身元表示

③健康管理

④しつけ

について、確認していきましょう。




初めましょう!

①防災用品の備蓄

まずは、

もしもの時に備えて簡易ケージを始めとした

ペットのための防災用品を用意しておきましょう。

最低でも3日分、できれば5日分を目安にペットの防災用品を備蓄しましょう。




防災用品の例は

・フード及び水

・動物の常備薬

・食器

・トイレ用品(ペットシーツ、猫砂など)です。

新聞紙とトイレの砂で簡易トイレも作ることができます。

・首輪及びリード

・健康の記録(既往歴、ワクチン接種がわかるもの)

・写真(飼い主と一緒に写っているもの)

・ケージ

・キャリーバック

キャリーバックには、

連絡先がわかるように迷子札を装着しておきましょう。

・その他(おもちゃ、ガムテープなどです。

ガムテープは修理の時に役立ちます。




ペットの防災袋には、ペットの情報札を必ず付けておきましょう。




始めましょう!

②身元表示

突然の災害に驚いてペットが逃げ出してしまい、飼い主と離れ離れになってしまう可能性もあります。また、飼い主とはぐれている間に痩せて首輪が取れてしまい身元がわからなくなる例もあるようです。はぐれてしまったペットが飼い主の元に戻れるよう、日頃から身元表示をしっかりとしておきましょう。ペットの命を守るのは、飼い主のあなたしかいません。




始めましょう!

③健康管理

同行避難した先では多くの動物が集まり、自分のペットが他の動物と一緒に過ごすことになるかもしれません。また、慣れない環境で過ごすこともあります。感染症の蔓延を防ぎ、ペットの健康を守るためにも日頃からの健康管理が重要です。体を清潔に保ち、狂犬病予防注射、混合ワクチンのほか、ノミなどの外部寄生虫の駆除を行いましょう。被災地では、獣医師会が、被災ペットの健康診断やワクチン接種を無料で行ってくれることもあるので、しっかり、情報のアンテナを伸ばしておきましょう。


始めましょう!

④しつけ

安全かつ速やかに避難できるように、また、避難所において周囲に迷惑をかけないように、普段からしつけを行い飼い主がきちんとコントロールできるようにしましょう。いざという時に動物のストレスを少なくすることにもつながります。




ペットのための備えは、飼い主の責任です。




避難所では、

ペット専用エリアが設けられている場所もあれば、

避難所にスペースがなく、

ペットと一緒に車中生活を余儀なくされる避難所もあるでしょう。




自分で用意できるペットのための防災品を考え、

日頃から備えておきましょう。




災害が発生したその時、ペットと一緒にいる時間かもしれません。

しかし、外出先でペットと離れていることも考えられるでしょう。



いろいろな状況を想定して、

家族の一員であるペットの命も

しっかりと、守り抜きましょう。




環境省【人とペットの災害対策ガイドライン】をご覧になると詳しい情報が得られます。

あなたとペットに合った情報を見つけられるかもしれません。





自分の命は自分で守るのです。


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