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心のままに生きる『ソウル・サーファー』

こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。

先日、知り合い教えていただいた映画を観ました。やはりおすすめするには理由がありますね。私の琴線に触れまくったとても良い作品だったので、熱量100%でお届けします。

今日は、今年いちティシュの消費量が多くなること間違いなし!映画『ソウル・サーファー』をご紹介します。

『ソウル・サーファー』のあらすじ

ハワイのカウアイ島で両親と2人の兄に囲まれて暮らす13歳の少女ベサニー・ハミルトン。何よりも海を愛し、プロサーファーになることを夢見ていたベサニーは、ある日サーフィンの練習中に突然サメに襲われ、左腕を奪われるという悲惨な事故に遭遇する。

かろうじて一命をとりとめたベサニーは、事故からわずか1ヶ月でサーフィンを再開。戸惑いと不安を抱きながらも、再び海へと立ち向かっていく彼女を、心配しながらも温かく見守る家族と友人たち。片腕を失うという悲劇を乗り越え、再び頂点を目指してトーナメントへと挑戦するベサニーは、やがて世界中の人々を勇気づける存在に―。

実在のサーファーの奇跡の復活を描いた、勇気と感動の物語。

『ソウル・サーファー』のおすすめポイント

なんと驚きなのが、これが実話ということ。海を愛し、サーフィンを愛した13歳の少女に突如降りかかった悲劇と再生の物語です。本作で私の涙が止まらなかったポイントを3つご紹介します。

1.家族の大きな愛情

家族の愛情、なんていうと陳腐に聞こえますが、ハミルトン一家の愛情深さはとても胸を打ちます。ベサニーの心や体とどう向き合い、どう労ったら良いのか戸惑う部分も多くある中で、それでも彼女の可能性を信じて、彼女自身の選択を見守れる強さがあります。

日常生活での不自由さや周りの偏見に加え、思うようにサーフィンができなくなったことへの憤りがベサニーを苦しめ思い悩むシーンでは、父と母の寄り添い方に違いも。どちらもベサニーを思ってのことで、彼女の最善を考え復活を信じているからこそ、娘の決断を待てるのです。

ハミルトン夫妻のように、私も家族ができたら、大切な人の選択を応援できる自分でありたいなと思いました。

2.決して諦めない友達

ベサニーの幼馴染・アルナもとても素敵な女性です。お互いが大切な存在だからこそ、時には相手を思って言うことは言うし、時には相手のために体も張ります。お互いが一番の応援者である関係、憧れます。

また、ベサニーとライバル関係のマリーナにも注目してほしいところ。以前の大会でバチバチにやり合っていた2人。怪我からの復帰した後に開催された大会で再会したマリーナは、今までと変わらずにベサニーをライバル視します。腫れ物を触るかのような態度ではなく、あくまでライバルとして見ていることに、ベサニーは救われるのです。

アルナとマリーナは接し方こそ違いますが、良き友・良きライバル。ベサニーにとっては2人の存在はなくてはならないのだなと感じます。

3.葛藤しながらも生き方を見つける

家族、親友、仲間、愛情深い人々に支えられ、自分の生きる道を見つけるベサニーですが、何よりもベサニーの芯の強さに心を動かされます。困難にぶつかった時に、その人の本性がわかると言いますが、ベサニーは冷静に、そして周りに心配をさせないように振る舞います。その精神力たるや!現状を受け入れ、できることを探す一方で、今までと同じようにできない現実にも打ちのめされます。受け入れ難い事実にぶつかり、一度はサーフィンから距離を置く選択をするのです。

過去を嘆いたり、何もしないことは簡単ですが、ベサニーの素敵なところは行動は止めないところ。色々な人の力を借りながら、自分の生き方を自分で見つけます。心のままに自分の生き方を自分で見つける。その強さに私はただただ感動しました。

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心のままに生きる

どうしようもない困難と直面した時に、自分だったらベサニーと同じ選択ができるのかと自分に照らし合わせながら観ました。将来に絶望することなく、周りに心配をかけることなく、前を向いて生きることを選択できるのか。そう思うと、ベサニーの生きる強さに驚かされます。

人はこうする決めたところからいくらでも変化できる。どんな状況でも歩みさえ止めなければ、いくらでも活路が見出せる。私もベサニーのように、心のままに、自分が求める未来のために努力していきます!

ではまた〜

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