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vol.2 香水

オードトワレ オーラント

diptyque

フランス・パリ、サンジェルマン大通り34番地で有名なフレグランスブランド“diptyque”。3名の創始者のエッセンスが残るアーティスティックなデザインも特徴の一つ。ウッディなお香のような香りが漂うオーラントは男女問わず使える香水だと思う。

“香水”をつけるということ

アレキサンダー大王が癒やされている絵

もし自分が香水をつけて、他人に不快な思いをさせてしまったらどうしようと思っていた。そもそも、香水なんておしゃれな人がつけるものだし、お店に買いに行くこと自体が恥ずかしくて、一歩踏み出せなかった。

少し気にしすぎなのかもしれないけど、他人の香水の匂いについ敏感になってしまう自分だからこそ、そのハードルが高くなっていた。

もともとdiptyqueのアロマキャンドルを持っていた。それは、青山にあるお店で購入したのだが、路地裏にあるお店のデザイン、そのときに接客してくださった店員さんの雰囲気にものすごく惹かれていた。

たしかクリスマスが近づいた12月、何か自分にご褒美を上げたいという感情に駆られ、ハードルを取り下げることにした。そのときに、diptyqueでの素敵な思い出がふと蘇った。

自分の好きな“匂い”を纏いたい

裏面も絵画風のデザインになっている

香水選びは難しいと思う。種類が多すぎる上に、たくさんの種類を試すと、自分の感覚がどんどん分からなくなってしまうこともある。そもそも、その匂いが自分に合っているのかも分からない。

だからこそ、そのときの直感で選んだ。購入当時は、お香といったらお墓参りしか思いつかなかった。オードトワレといった香水の種類?も何も分からなかった。でも、それがきっかけでお香にハマったり、部屋のフレグランスなど、匂いを気にするようになった。

何か直感で選んだものが、意図せずその後の人生に影響を与えることもある。今は気づいていないかもしれないけど、後で振り返ると面白い発見があるのかもしれないと思った。

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