題... 集団免疫戦略派は全滅
◆ 平静を装っていた“集団免疫派”のスウェーデンも、さすがにこらえきれなくなったらしい。
~~< 以下 引用 >~~ ■ スウェーデン、コロナ対策失敗 国王「死者多過ぎる」 ⇒ http://bit.ly/3h0sabt ■ スウェーデンのカール16世グスタフ国王は、他の欧州諸国と違い厳しいロックダウン(都市封鎖)を伴わずに進めてきたスウェーデンの新型コロナウイルス対策について「失敗したと思う」と述べた。毎年恒例のクリスマス特番の収録で語った。
◆ ワクチンでの集団免疫獲得ならいいが、放置しての集団免疫獲得など政策としてはありえない。
さすがに、イギリスなどの失敗で“集団免疫論”は影を潜めましたが、粛々と集団免疫獲得に向けてやってきたスウェーデンも、ついにギブアップしたようです。[ #集団免疫論 ]
政治にはノータッチでこられた国王陛下までが、反省の弁を述べられている。
その間に死んだ人のことを考えると、国王陛下の胸中は察して余りある。馬鹿タレ政治家たちの無策ぶりに、がまんできなかったのだと思います。
やはり、この種の感染症への対応としては、感染させないことを第一義に取り組み、次に、早期発見・早期治療をめざすのが政策的な王道というもののようです。(→ 注1)
◆ そういう面から考えても、日本のGoTo政策は、完全な失敗政策でした。
コロナも大切だが経済を回すことも大切。この発想自体は間違いではありません。
ただし、お互いに差し障りがある2方面のことを同時にはできないのです。時間をズラして推進するとか、お互いにひどく干渉しない方法でやるとか、そんな工夫が必要。
まずは、徹底的な検査体制などの基本的なことを確立してからやるなどの取り組みもなしに“泥縄式の政策”をやっても、うまくいくはずはありません。[ #泥縄式の政策 ]
どうしてもGoToをやりたければ、たとえば、旅行の前後に検査を義務づけるなどのことがないと、私は、政策として片手落ちだと思います。
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●(注1) 感染症への対応で大切に考えるべきことについては、2020.08.13のブログ 『最も影響が長いのは“後遺症”なのです』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2LPP49V ]
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