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題... 金融バブルで好況を演出しただけ

◆ さすがは時事通信。並のマスコミと違い、冷静な分析をしています。

~~< 以下 引用 >~~   ■ アベノミクス、未完の終幕 株高演出も経済再生は幻に ⇒ https://bit.ly/2QBhOlG     安倍晋三首相の辞意表明で、海外からも期待された経済政策「アベノミクス」は未完のまま終幕を迎える。円安・株高を演出し、戦後2番目に長い景気拡大を実現したものの、回復の実感は乏しい。新型コロナウイルス禍が追い打ちを掛け、公約に掲げた日本経済の再生は幻に終わった。   家計に景気回復の実感は乏しかった。物価変動の影響を差し引いた実質賃金は13年以降、16年と18年の2年を除いてマイナス続きで、個人消費は盛り上がりを欠いた。   物価は日銀の2%目標に届かず、デフレ不況に逆戻りする恐れがないことを示すデフレ脱却宣言は行われないままだ。2度にわたる消費税増税の延期と度重なる景気対策で、国の財政は一段と悪化した。   成長戦略も不発に終わった。政権は地方創生や1億総活躍社会、働き方改革など看板を掛け替えたものの、経済の実力を示す潜在成長率は1%を割ったままだ。


◆ 私流に見れば、アベノミクスは、金融バブルで好況を演出していただけ。

 そもそもが、安倍首相は“経済オンチ”(→ 注1)
 あまりにも経済オンチなので、小泉政権時には、経済請負人の竹中平蔵氏につきっきりで経済政策のイロハを勉強させられていたほど。[ #経済オンチ ]
 そんな経済オンチの安倍首相に、金融バブルなどという“一見すると気が利いた”シナリオを構想できるとは思えません。[ #金融バブル ]
 安倍首相は、“美しい国”などと、本来、のほほ~んとしたことを言うタイプの人。私には、金融バブルのような生々しい政策をやれる人には見えません。
 私は、この金融バブル経済のシナリオを描いたのは、麻生財務大臣と思っています。
 麻生氏は、第2次安倍政権発足以来ずっと財務大臣をしています。これは、一定期間が来たら交代する慣習の日本政府の閣僚としては異例のことだと思います。


◆ 麻生氏は、経済オンチの安倍首相を手玉に取るのが大変に上手。

 私は、この2人が、どうしてあんなに気が合うのかまでは知りませんが、あまりにも上手なので、安倍-麻生のコンビを“鈍才バカボン”コンビと揶揄してきました。(→ 注2)
 気が合うことは大切ですが、あまりに長く財務大臣をさせるのはご法度です。“君臨”するようになる。今では、麻生氏が財務省を完全に牛耳ってしまった印象。
 私は、財務省内にも、こんな金融バブルではダメと考える良識的な官僚もいるはずだとは思うのですが、そんな官僚の出る幕は完全になくなってしまったのでしょう。
 挙句、財務省内は、安倍-麻生のバカボンコンビに必要以上にゴマをするだけの“忖度官僚”が横行している気配。官僚が“公文書の改ざん”までやるあり様。[ #バカボンコンビ ]
 そんなことを防止するためにも、あまりに長く同じ部署に行政担当を置いていてはダメなのです。あからさまに“職権乱用”するようになります
 アメリカのFBIを私的に牛耳った“エドガー・フーヴァー”氏の事例も好例。


◆ 麻生氏は一度は総理大臣もやりましたが、短命でした。大勢に対して人気がない。

 結果的には、麻生政権は頓挫し、政権は自民党から民主党に移ってしまいました。麻生氏は、民主党政権を招いた戦犯のような存在なのです。
 だから、彼は、今度は、自分が首相になるのではなく、人気も高い安倍氏に“腰巾着”として張り付き、それなりの影響力を行使する途を選んだのだと思います。[ #腰巾着 ]
 私は、麻生氏には、“潔さ”が感じられません。少しでも潔さのある人なら、自分の政権がとん挫すれば、普通は、政治家を引退する。彼は、引退どころか未練タラタラ。
 彼は、“ひねくれ者”。それが顔にも表れています。あの極端にひん曲がった口元が、それを物語っています。あの、人を小バカにした偉そうな口のきき方も、ムカつきます。


 “人は見た目が100%”。これは、天の邪鬼な私が確信している真理です。(→ 注3)
 私は、次の首相が誰かにも関心ありますが、麻生太郎氏と菅義偉氏だけは、やめた方がいいと思います。彼らは、安倍首相と“一心同体”ともいえる。同罪です。[ #一心同体 ]
 むしろ、安倍首相よりタチが悪い。“くせ者”。“他人のふんどし”で相撲を取る人たち。他人のふんどしで相撲を取りたがる無責任な人を首相にしてはいけません

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●(注1)  安倍首相が経済オンチということについては、2016.06.06のブログ 『逃げるグローバルマネー』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3b6RPMq
●(注2)  安倍-麻生コンビが“バカボンコンビ”ということについては、2018.3.11のブログ 『あとは政治家たちがきちんとした始末をつけること』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2Iz6p0G
●(注3)  “人は見た目が100%”ということについては、2017.6.8のブログ 『トランプ氏は人の上に立ってはいけない人』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2wTG8XH

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