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題... 昔に戻ってしまった自民党

◆ “離党”で体良く手打ちにするところが、菅自民党らしいところ。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 公明・遠山氏が議員辞職 自民・松本氏ら3氏離党―緊急事態下クラブ訪問で引責 ⇒ https://bit.ly/3oG5hMq     新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言下の深夜に東京・銀座のクラブを訪れていた公明党の遠山清彦前幹事長代理(51)が1日、衆院議員を辞職した。自民党の田野瀬太道文部科学副大臣(46)と大塚高司国対副委員長(56)が松本純元国家公安委員長(70)のクラブ滞在に同席していたことも判明。離党勧告を受け、3氏は離党した。


◆ いわゆる“身内”には、極端に甘い。

 公明党議員は議員辞職し、自民党議員は離党勧告で“お茶を濁す”。[ #お茶を濁す ]
 そこらあたりが菅自民党の特徴。“私はがんばっている”と言い放ち、責任意識はまるで感じられない。これは、安倍政権以来の自民党の新しい文化だと感じます。
 文化というのは一朝一夕に根付くものでもない。こんな“無責任文化”は、安倍政権から菅政権にかけて徐々に醸成されてきたのだと思います。[ #無責任文化 ]
 昔の自民党というのは、要は、“抵抗勢力”と言われていた連中が大手を振って自民党を闊歩していた頃のこと。
 そこらあたりが、身内にも厳しかった小泉自民党との違い。小泉氏は、能力とやる気があれば民間からも積極的に起用しましたが、安倍-菅自民党は、単純な“順送り人事”。[ #順送り人事 ]
 順送り人事をしていれば、党内には波風が立たない。その代わり、順送りで大臣になったような人には危機意識などを期待してもダメだと思います。


◆ 余談になりますが、小泉政権の時の大臣は、それこそ死に物狂いで頑張っていたと思います。

 頑張ってるところを見せないと、何事にも厳しい小泉氏にはあっさり更迭される。なので、大臣たちにも危機感がありました
 昨今の自民党の人事は、小泉政権誕生の立役者だった田中眞紀子氏が大した失敗もしなかったのに外務大臣を更迭された頃とは雲泥の差を感じます。
 構造改革という国民にも厳しいことをやろうとしているのに、身内に対して必要以上の温情を見せていたのでは、国民に示しがつかないというもの。
 私は、小泉氏のようなやり方は、上に立つ人の政治家の理想的な態度と思います。上に立つ政治家は、“国民の範になる”ことが必要なのです。[ #国民の範 ]

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