共感工房 “30年間も据え置かれていたらしい”

◆ 30年もの間維持されていたというのが、すごい。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 入院食の自己負担30円上げ検討 政府、物価高騰で24年度にも ⇒ https://is.gd/58pA41 ■


 政府は医療機関の入院患者が自己負担する食事代を引き上げる方向で検討に入った。物価高騰のため、国が定める1食当たり原則460円を30円増の490円とする案が軸。早ければ2024年6月の診療報酬改定に合わせて行う。

 仕入れ費用の増加に伴う医療機関の経営悪化を緩和する狙い。11月2日に閣議決定する経済対策に方向性を盛り込む。24年6月以降の自己負担見直しで、低所得の入院患者にも負担増を求めるかどうかは今後調整する。交付金などで支援している間は、全ての入院患者の自己負担額を現行のままとする。

 関係者によると、医療機関が食事を提供した際、原則として患者の自己負担額460円に、公的医療保険からの給付180円を加えた640円で賄う。1日3食で合計1920円となる食事代の水準は、30年近く維持されてきた。


◆ 病院には自前で入院患者に食事を提供するノウハウはないので、普通は専門の給食業者に食事の提供を委託する。

 要は、その委託料が30年間も据え置かれてきたということになる。これではまずい。適切な値上げが必要なのです。

 食事の提供は材料だけの問題ではない。食事関係要員の人件費も関わってくる。賃金の安いところには、それなりの人しか集まってこない。[ #人件費も大切

 だから、病院の給食センターの従業員の定着率は悪く、若くてバリバリに仕事をこなしてくれる人は集められない。みんな、賃金の高いところで仕事をしたいのです。

 一般的な工場などの比較的単純な類の仕事であれば、まじめで手早ければ、外国人労働者でも良い。仕事にはすぐ慣れるし、最低賃金水準でも仕事をしてくれる。

 でも、私は、最近の円安では、外国人も韓国や台湾などに鞍替えするのではないかと心配しています。彼らは、出稼ぎ労働者なので、賃金が高い国に流れるのが常なのです。[ #鞍替え

 それに、病院の食事の提供は、日本語が理解できない外国人では具合が悪い。私のバイト先の病院給食センターも、フィリピン人女性が来ていましたが、すぐに辞めました。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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