天の邪鬼’ @発展しても幸福になれない国ではダメ

◆ “幸福度”は、ノルウェー、デンマーク、アイスランド、スイス、フィンランドの順。

~~< 以下 引用 >~~  ■ 「幸福度ランキング」はノルウェーが首位、日本51位=調査 ⇒ http://bit.ly/2mnBE7x ■   国連と米コロンビア大学が設立した「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)」と同大学地球研究所は20日、最新の「世界幸福度報告書2017」を発表した。  ランキングは2012年に開始され、今年で5回目となる。155カ国を対象に、1人当たりの国内総生産(GDP)や健康寿命、困難時に信頼できる人がいるかどうか、政府や企業における汚職からの自由度などを手掛かりに幸福度を調査。  ドイツは16位、英国は19位、フランスは31位、米国は1ランク下がって14位だった。日本は51位、シンガポールが26位、タイが32位、台湾が33位などとなった。

◆ わが国の幸福度が155カ国の51位というのでは、さすがに寂しすぎます。

 上位を北欧諸国が占めるのは、何となく納得できます。それらの国々は天然資源なども豊かだし、高福祉を国是としている国々。
 そんな国では、ことさらに身を粉にして働かなくても、そこそこに豊かなくらしを維持していくこともできます。確かに、幸福度が高いだろうと思います。
 それにしても、わが国の幸福度は低すぎる。主要先進国では、いつも、イタリアと最下位争いをしています。[#最下位争い]

◆ この種の調査では人口が多いと不利。上位のランクに入るのは難しい。

 1億人を超すような人口が多い国で、“国民あまねく”というのは、実は大変なこと。どうしても多少の格差が出てきます。だから、アメリカさえもベスト10に入れない。[#全国民]
 それは、私も理解している。でも、わが国も、ベスト3は無理としても、せめてベスト20くらいにはランクインするような国づくりをめざすべきです。
 国民が幸福にならなければ、国づくりの政策目標などをいくら並べたてても大した意味もない。国民が幸福になる明快な国づくりビジョンが必要なのです。(→ 注1)

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●(注1)  国民が幸福になるためのビジョンについては、2007.2.24のブログ 『生活文明郷-ビジョン』をご覧ください。[→

http://bit.ly/1lsxD8A]


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