天の邪鬼’ @“独身化社会”が深刻な社会問題になりそう
◆ 興味深いコラムがありました。私も、同感です。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 人は60歳で定年を迎えた後に「ひとりぼっち」になる ⇒ http://bit.ly/2xUIoLk ■ 60歳で会社を退職した後、人はどう過ごすのか。人生後半に輝くために、今どう生きるべきかを世に問うた「定年後」(中公新書)が発行部数21万部の大ベストセラーになっている。筆者の楠木新さん(63)に「定年」について聞いた。 「仕事」「人間関係」「スケジュール」がなくなる 。 やることがなくなる。
◆ みんな同じような気分になるのですね。
そんな本がベストセラーになっているとは知りませんでしたが、みんな、同じようなことを感じるもののようです。
私も、ひとことで言えば、“やることがなくなる”のが大きいと思います。[#やることがない]
自分が社会のために何の役にも立てていないというのは、特に、いろいろなことをバリバリやっていた人には、人々が思う以上に深刻でつらいことのような気がします。
私の前の職場にも今の職場にも、そんな人が少なくありません。まぁ、タダなら働きませんが、人々は“お金だけのために働いていたのではなかった”のだと思います。
◆ 人々は、“趣味の生活”では満たされないもののようです。
ある人は、定年退職してしばらくはパチンコやゴルフなどで暇つぶしをして楽しんでいたそうですが、何か満たされなくて、派遣で仕事をすることにしたとか。
ある人は、仕事帰りにゲームセンターでひと遊びするとか。その人が言っていました。最近のゲームセンターは、お年寄りの社交場のようになっているらしい。
人間は、基本的に、“社会的な生きもの”。ひとりでは満たされない。[#社会的な生きもの]
人々の“社会的な欲求”への不満足は、定年退職後に深刻化するもののようです。
何かしら社会的に役に立っているという気分になれる対象が必要なのだと思います。最近の、“ボランティア活動”の隆盛もそれを物語っています。
◆ 連れ合い(奥さんやダンナさんなど)や子どもなどがいれば、まだそれらで気を紛らわすこともできます。
でも、連れ合いや子どもなどもいない人は、どうなるのでしょうかね。
最近は超高齢社会が進展していますが、同時に、独身も増えています。“独身化社会”。これは、“介護問題”以上に、新たな社会問題化しそうです。[#独身化社会]。[#独身化社会]
ということは、そんなことをネタにした事業(ビジネス?)はおもしろそう。やり方によっては、介護事業などよりよほどおもしろいことになると思います。
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