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題... 私はこんなとぼけた首相にはがまんできない

◆ 菅首相は、はじまる前から“逃げ腰”のタイプです。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 菅首相、1分に1回以上口にする「ある口癖」 言葉が心に届かず不安にさせる理由とは ⇒ http://bit.ly/3ihiBp9     首都圏1都3県を対象にした緊急事態宣言の再発令が決まった。コロナ対策で後手後手の感がぬぐえない菅政権への批判が出るのは必至だ。コミュニケーション・ストラテジストの岡本純子氏は「菅義偉首相は1月4日の約30分の会見内で39回も、語尾に『思います』『思っています』とつけた。自信のなさや責任逃れの印象を与え、人々の絶望感や不安を増幅している」と指摘する----。     ●30分間の会見内で語尾に39回も「思います」とつけた     ●シンプルに伝えようとしない謎     ●菅首相は言葉に真摯な「思い」を乗せているか


◆ つまり、菅首相は、自分が主張していることに信念も自信もないということ。

 まぁ、平時なら別に特別なことをしなくてもどうということもない。
 でも、今のような未曽有の非常時には、思い切ったこともしないと乗り切れない。今まで経験したことがない事態への対応は、楽なことではない。
 菅首相の場合は、それがわかっていて首相を引き受けた経緯があるわけだから、思い切ったこともやってもらわないと“約束が違う”ということになります。[ #約束が違う ]
 それなのに他人事のようにのほほ~んとしたことを言われても、納得してくれる人は少ない。菅首相は、今のようなご時世の首相には不適切な人です。


◆ 私は長年コンサルタントをしてきたので、そんなことが人一倍気になります。

 コンサルタントというのは、お客様であるクライアントが困っている時に、クライアントだけで決められないことを一緒になって決めてやるのが仕事のようなもの。
 なので、コンサルタントは、すべてのことを強引にでも断定的に言う習性があります。私の先輩諸氏も、みんなそうでした。[ #断定的に言う習性 ]
 私が学者的な言い回しで遠回しに正確に表現しようとすると、先輩から、そんな学者のような言い方はするなと叱られたものでした。
 なまじ学者のようなていねいな言い方をすると、逆に、クライアントが不安がる。相手が不安がるようでは、うまくいくこともうまくいかないのですね。


◆ そもそも、人が意見を表明するのは、その人がそう考えているだけのことで、他の人が同じ考えだと思ったら大間違い。

 つまり、しかるべき立場の人が自分の考えを表明する場合、それは、周りを“説得している”ことなのだと思います。
 よく“個人的には……”という言い方をする人がいます。これも、“……思います”と似ています。[ #個人的には ]
 しかし、考えれば、何かを主張するというのは、すべてが、個人的な思惑にすぎない。つまり、発言のすべてが“個人的には……”の範疇のことなのです。
 そんなことは、しかるべき立場の人は言う必要もない。それなのにわざわざ言うというのは、はじめから逃げ腰になっているということなので、私は、聞く気にもなりません

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