題...　ワクチンと治療薬と検査態勢の三種の神器

◆ まぁ、当然だと思います。

～～< 以下 引用 >～～　　　■ コロナ治療薬は｢ワクチンの代わりにならない｣　その理由とは？ ⇒ https://bit.ly/3bYPSmK ■　　　　　米メルクと米ファイザーが開発した新型コロナウイルス感染症治療の飲み薬は、早期に服用すれば重症化や死亡のリスクを抑えられる効果が確認された。しかし、医師らは治療薬の効果とワクチンの予防効果を混同し、ワクチン接種をためらうことがあってはならないと、警鐘を鳴らしている。　　　ロイターが取材した感染症専門家6人は、有効な治療法が登場することを一様に大歓迎しているが、ワクチンの代わりにはならない、という点でも意見の一致を見た。　　　　　●早期投与の難しさ　　　　　専門家らによると、体内でウイルスの複製を阻止する抗ウイルス薬は、感染初期の限られた期間に投与する必要がある。この点が、新薬だけに頼るべきではない主な理由の1つとなる。新型コロナウイルス感染症には複数の段階があるからだ。

◆ インフルエンザのことを考えてみても、このコラムの指摘は納得できる。

　ワクチンを接種しても感染することを完全には防げません。

　そんな時にはコロナ治療薬が大きな効果があります。でも、治療薬はあくまでも、最悪な事態を避けるための薬なのです。[ #コロナ治療薬 ]

　しかも、今回のコロナ治療薬は、感染初期に服用しないと効果がないとか。

　となると、ＰＣＲ検査などの感染確認の手段が簡単にできる態勢づくりも不可欠。感染しているのが早くわからないと、治療薬があってもどうにもならない。[ #ＰＣＲ検査 ]

◆ ところが、日本は、なぜそんなことになっているのかわかりませんが、１００万人当たりのＰＣＲ検査数は７月終わりの調査で世界で１５５番目だという。

　今は、もう少しはマシになっていると思いますが、まぁ、そんなものでしょう。いったいなぜ、そんなトンチンカンなことになってしまったのでしょう。

　私は、厚生労働省などの所管役所の“利権意識”のせいだと考えています。（→ 注1）　[ #役所の利権意識 ]

　ワクチン、治療薬、検査態勢は、コロナ対応の“三種の神器”。どれが抜けても、効果は大きく減ります。[ #三種の神器 ]

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●（注1）　　所管役所の利権意識などのことについては、2021.10.19のブログ『的を射た分析だと思います』をご覧ください。［→ https://bit.ly/3bTrcvT ］