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題... 効果が自覚できないことはやめる

◆ 自宅療養することにして退院する時に、鎮痛剤を2週間分処方してもらっていました。

 入院中の担当の看護婦さんに“横になって寝ると、痛みが増して眠れない”と訴えたら、良い鎮痛剤があると言って、担当医に頼んで鎮痛剤を処方してくれました。[ #鎮痛剤 ]

 鎮痛剤の効果かどうかはわかりません(私は鎮痛剤の効果とは思っていません)が、退院近くになると何の効果なのかはわかりませんが、夜も少し眠れるようになりました。

 看護婦さんは、夜中に2~3回各病室の様子を確認して回りますが、私は、常に眠っていない状態なので、私が眠れないのが気になっていたのだと思います。

 退院は少し早いのではないかと言って、退院時には、2週間分の鎮痛剤を処方してくれました。ありがたい配慮ではあります。


◆ その鎮痛剤は“メロキシカム”という鎮痛剤。

 1日1回服用するタイプの鎮痛剤で、私は、寝ている時に最大の効果が出るように夕食後に服用していました。

 でも、2週間分もらっていたその薬を服用したのは3日だけ。

 入院中は食事の後などに看護婦さんが患者別に薬を配るので、飲み忘れることはない。でも、自宅療養の4日目に飲み忘れてしまいました。

 飲み忘れても特段痛みが増すようなこともなかったので、その後は服用していない。鎮痛剤系の薬は、痛みが軽い場合はなるべく服用しないのが得策。

 そもそも、薬というのはそういうもの。効果があると錯覚し服用を続けると、逆に、習慣化したりして副作用の方が大きくなってしまいがちです。[ #副作用が大きい ]


◆ 蛇足ですが、メロキシカムがどういう薬なのか気になって調べたら、リウマチなどの痛みを緩和するために処方されることが多い鎮痛剤らしい。

 私は、以前、“セデス”という一般には信頼されている鎮痛剤をある軽い切開手術後に処方され、ひどいジンマシンになって難儀したことがあります。

 医師は、患者の個人別状況をすべて把握した上で薬を処方しているわけではない。“一般的にはそういうことになっている”という知識を頼りに、薬を処方するのです。

 自分の状況は自分が一番よくわかる。なので、治療方法を決める時は、ていねいな“インフォームドコンセント”が大切なのです。[ #インフォームドコンセント]

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