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題... 円安は日本の発展にマイナス

◆ 私は、“円安”が主因だと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 海外旅行に行かない日本人がこれほど多い理由とは? ⇒ https://is.gd/CymsAE ■

 進んで海外旅行に行きたいとは思わない日本人が、驚くほど増えている。米調査会社モーニング・コンサルトが昨年実施した調査によると、再度の旅行は気が進まないという日本人は35%に上り、どの国よりも多かった。

 日本のパスポートは「世界最強」と位置付けられているにもかかわらず、外務省によれば実際にパスポートを持つ人は20%に満たない。


◆ 私は、これは、ひとえに、この30年の政策的な失敗だと考えています。

 日本は小さな島国なので、みんなが積極的に外に活動領域を広げないと発展しないと思います。まずは観光旅行でもいいから、とにかく海外に行ってみることが大切。

 私は、ソウルオリンピックで賑わっている韓国で“一旗揚げよう”と韓国に行きました。その頃は、円が高く、韓国での生活費は日本の生活費の半分もかかりませんでした。[ #一旗揚げる ]

 円が強かったので、貯えたお金で2~3年は楽に生活できました。韓国の大学の学費も、日本に比べるとタダ同然に安く、私は、一流大学の語学堂に1年半も通えました。

 ところが、今は、円の価値が次第に落ちぶれ、韓国と日本の生活事情は完全に逆転してしまいました。こんな有り様では、日本人は長期で海外には行けません。

 となると、日本の発展ものぞめません


◆ わが国の為替当局は、どうしたら円を安くできるかというスタンスでした。

 彼らの発想は短絡的で机上でしか経済を考えないから、円が安いと輸出が伸びると思い込んでいるのです。それは、日本が発展途上国だった時代の考え方です。[ #円が安いと輸出が伸びる ]

 今の日本は、いわゆる“加工貿易”の国ではありません。加工貿易立国の国なら、原料を外国から買い、それに付加価値をつけで外国に売ることでお金を儲けられます

 でも、世界が急速にグローバル化し、世界中の発展途上国が加工貿易という考え方に目覚めました。今更のように、日本がそんなやり方をしてもうまくいかない。

 加工貿易は、人件費が安い国で効果的な考え方。ユニクロが好例。当初は中国で製造していましたが、最近はバングラデシュなどのもっと人件費の安い国に鞍替えしています。

 加工貿易では、加工費が安い国で作るのは自然の成り行き。日本が加工貿易に固執している限り、日本人の賃金が低迷するのも“理の当然”なのです。[ #理の当然 ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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