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題... EU諸国にもプーチン支持者が少なくない

◆ EU諸国にプーチン支持者が多いというのは、知りませんでした。

~~< 以下 引用 >~~   ■仏大統領選目前のマクロン、「プーチンとの対話」をやめる訳にいかない理由 ⇒ https://bit.ly/3veqClI ■

<マクロンの考えは「ロシアを中国から引き離すこと」であり、ルペンとの一騎討ちを控えた政治的状況からもプーチンとの関係を断ち切ることはできない>

 ロシア軍のウクライナ侵攻が続く中、フランス大統領選の第1回投票が4月10日に行われる。

●マクロンの3大ライバルはいずれもプーチン支持者

 「再選のための出馬表明を最後の瞬間まで待った1988年のフランソワ・ミッテランと同じ戦法だ。マクロン氏の3大ライバル、ルペン、ゼムール、メランション各氏はみな長年のプーチン支持者。マクロン氏もウクライナ問題でプーチン氏と話し合うことが世界の檜舞台で自分が権威を持っていることを大統領選で示すのに有利と考えた」

●欧州のロシア依存はスエズ危機から始まった

 フランスは西側では比較的ロシア好きが多い国だ。文化的なつながりもある。今回、ウクライナへの武器供与や対露制裁を主導するアメリカやイギリスのロシア好きは20年12月時点でそれぞれ19%、24%。逆にロシア嫌いは71%、70%にのぼる。これに対しフランスのロシア好きは35%、ロシア嫌いは57%で、西側主要国の中ではイタリアに次ぐ親露国である。

 アメリカと対立した1956年のスエズ危機以降、フランスは仏独関係を軸に欧州の強化を図り、その中で祖国の利益を追求してきた。対米追従に走ったイギリスの外交政策とは正反対だ。中東のエネルギーに自由にアクセスできなくなった西欧は旧ソ連へのエネルギー依存を深める。EU(欧州連合)は石炭・ガス輸入の45%、石油輸入の25%をロシアに依存する。

●ハンガリー首相「ロシアの原油・天然ガス制裁はレッドラインだ」

 オルバン氏は6日、要請があればハンガリーはEUの方針に反してロシア通貨ルーブルで天然ガス代金を支払うことでプーチン氏と合意したことを明らかにした。ハンガリーのシーヤールトー・ペーテル外務貿易相は「これはわれわれの戦争ではないので関わりたくないし、関わるつもりもない」と述べた。

●「中露接近が欧州に悪影響を与える」

 「マクロン氏は以前から中露接近が欧州に与える悪影響を心配していた。彼の基本的な考え方はロシアを中国から引き離すことで、プーチン氏の安全保障上の懸念にも理解を示した」と解説する。

 フランスの有権者にとってウクライナの戦争や欧州の安全保障より、エネルギーや食品価格の高騰で生活が貧しくなる方がずっと心配だ。


◆ なるほど、それで、ウクライナのNATO加入にブレーキをかけていたのですね。

 国際政治というものはやっかいなもの。いくら口先でカッコいいことを言っていても、みんな、自国の儲けのためには手段を選ばないというのがホンネのようです。

 以前、“つぶやき”にも投稿しましたが、特に、フランス人は自分の都合だけで勝手なことをする気質を感じます。いわゆる“くせ者”なのです。[ #くせ者 ]

 初期の“中東戦争”たけなわの頃、双方がフランスの“ミラージュ”で空中戦をしているのをニュースで見ました。フランスは、双方に戦闘機を売っていたのです。

 最近はミラージュ戦闘機を使う国は多くはないと思いますが、当時は、ミラージュ戦闘機はアメリカのロッキードなどと並んで世界中で人気の戦闘機でした。

 要するに、フランス人は節度がない。自分の都合を最優先する人々だと感じます


◆ ついでに指摘しておくと、ウクライナという国は、西欧諸国からはそれほど好感を持たれていないということ。

 ハンガリー首相のことばが、それを象徴しています。“われわれの戦争ではないので関わりたくないし、関わるつもりもない”

 ドイツが当初の頃、武器の供与などを渋ったのも、そんな背景があったのですね。

 ウクライナという国も、それなりに気骨のある国だと感じますが、西欧諸国からも“やっかい者”に思われている雰囲気を感じます。[ #やっかい者 ]

 つまり、EU諸国の多くも、軍事云々より経済の充実を最優先にしているということ。要は、“自分の豊かな生活”を最優先の目標にしているということなのです。

 それは、たぶん、ロシア人も同じ。日本は、軍事面には一切かかわらないで、経済制裁や経済援助に的を絞るべきです。軍事には、“われ関せず”がいい。[ #われ関せず ]

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