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題... 貿易戦争が深刻化する気配

◆ まさに、“貿易戦争”の様相になってきたようです。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 米、追加関税第2弾発動=中国報復、「貿易戦争」泥沼化 ⇒ http://bit.ly/2Nby8Gw     トランプ米政権は米東部時間23日午前0時すぎ、中国による知的財産権侵害を理由とする制裁関税の第2弾を発動した。   新たに160億ドル(約1兆8000億円)相当の中国製品に25%の追加関税を課す。中国は「断固反対する」(商務省報道官)として、同規模の報復措置を実施した。制裁と報復を繰り返す「貿易戦争」の泥沼化に歯止めがかからない状況だ。   米政権はさらに9月以降、中国製品2000億ドル(約22兆円)相当への制裁関税を検討する。

◆ まさに、トランプ氏らしいやり方です。

 トランプ氏は自分の目的達成のためには手段を選びません。遠慮会釈なし。一方の中国も、日本のようにアメリカの言いなりになるような国ではありません。
 どうも、“報復合戦”になりそうな雰囲気です。これが深刻化する前に、うまく話し合いができますかね?[#報復合戦]
 実は、こんなトランプ氏のやり方で困るのは、中国企業だけではありません。トランプ氏が守りたい米国企業の方にも困る企業が出てくるはず
 既に、バイクの老舗の“ハーレー・ダビットソン社”は、海外生産に追い込まれてしまいました。(→ 注1)

◆ 次には、ハーレー社とは逆のパターンも出てくることにもなりそう。

 たとえば、“アップル社”など。アップルが中国での組み立て生産を撤退することになるかも。充分ありうる話だと思います。
 その良し悪しは私にはわかりませんが、ちょっと興味深いですね。そうなると、アップルはどこで組み立てることになるのでしょうかね。
 それ次第で、日本の高性能部品をアップルに提供している企業の海外戦略も大きく狂ってくることになりそうです。[#部品メーカー]
 アップルが中国で組み立てないのに日本の部品メーカーが中国で部品を作っても、さほど意味がない。

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●(注1)  ハーレー社のことなどについては、2018.8.15のブログ 『"バチかぶった"トランプのアメリカという感じ』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2MtLotH


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