題... うれしいような悲しいような技術力
◆ なまじ技術力があると、うさん臭い連中に勝手に利用されてしまう。
～～< 以下 引用 >～～ ■ 【独自】ウクライナ軍ドローンに日本製エンジン 模型飛行機用を転用 ⇒ https://bit.ly/3P5oRQj ■
日本のメーカーが開発した模型飛行機用のエンジンが、ウクライナ軍の偵察ドローンに軍事転用されていることが分かりました。この会社のエンジンを巡っては、ロシア軍による転用も確認されています。
千葉県市川市の斎藤製作所によりますと、メールは5月ごろにキーウのドローン製造会社から届きました。
エンジンの提供は断ったということですが、ANNの取材でこの会社が数年前から模型飛行機用のエンジンを無断で偵察用ドローンに使用していたことが分かりました。
◆ 私はうれしいことだと思います。
日本の中小企業の技術力というのは、こういう感じだと思います。
要するに、ロシアもウクライナも日本のドローン技術で戦争をしている。日本の技術がなかったら、現代では、まともな戦闘作戦はできない。[ #ドローン技術 ]
日本の中小企業には、“展開次第では市場を独り占めにできるほど”のユーザーが欲しがる技術力があるのです。
この会社はエンジンメーカーですが、カメラ関連やＧＰＳ関連や小型モーター関連などにも似たような企業がたくさんあると思います。
聞くところによると、ミサイルの誘導装置には日本製部品が多数使われているとか？ 日本製部品がないと、ミサイルはあっても的には当たらないという感じですかね？
◆ 日本は武器の輸出はしないことになっているので、武器として転用されるリスクのある技術は輸出が難しい。
まぁ、直接攻撃的な兵器に転用するのはさすがにダメでしょうが、偵察程度のシステムとしてなら、必ずしも神経質になる必要もないとは思いますが …
国から“是非に”と懇願され、会社としても世界に打って出るチャンスなのに、それができない。斎藤製作所の心境は複雑でしょうね。
蛇足ですが、私は、以前から各種のデバイス技術が日本の生命線と強調してきました。デバイス技術というのは、要は、部品のこと。[ #デバイス技術 ] （→ 注1）
最近、日本の技術開発力が落ちたと言われることも多くなりましたが、私は、そうは思っていません。斎藤製作所のような企業が頑張っているのが、心強い限りです。
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●（注1） デバイス技術云々については、2019.01.20のブログ『それが日本の生命線』をご覧ください。［→ https://bit.ly/3nYfupF ］
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