題...　最後まで潔さがない安倍首相

◆ やはり、そんな感じだったのですね。安倍首相らしいやり方。

～～< 以下 引用 >～～　　　■ 「次は菅さんに」　自民総裁選、安倍首相の一言で流れ―新政権でも影響力維持か ⇒ https://bit.ly/3jRrdlF ■　　　　　自民党総裁選で菅義偉官房長官優位の流れが早々にできた背景には、安倍晋三首相が辞任表明当日に漏らした一言があった。この一言が出馬に向けて菅氏の背中を押し、大半の派閥が菅氏に雪崩を打つきっかけになったとの見方は強い。菅氏が後継に選ばれれば、首相は次期政権でも一定の発言力を維持する可能性がある。

◆ 自分が可愛いだけの安倍首相です。

　菅首相は、事実上、安倍首相の代行のような立場になりそう。[ #首相代行 ]

　安倍首相は、入院してしまえば、自分の影響力は完全になくなる。それはまずい。なので、できれば、菅義偉氏を自分の代行のような位置づけにしておきたいのでしょう。

　要するに、菅首相は、“安倍晋三氏の執事のような首相”です。“安倍晋三氏の院政”のようなイメージを想定していればいいと思います。（→ 注1）

　普通に選挙して石破総裁にでもなった日には、安倍首相にとっては、それこそ一大事。

　石破氏は、それなりに正義感も強い感じ。そんな石破氏なら、やっとほとぼりが冷めてきた森友騒動その他の“権力私物化問題”が掘り返される可能性も低くない。

　それだけは避けたいという安倍首相の作戦だったようです。

◆ 近年の日本の政治では初の、“執事首相”の誕生です。[ #執事首相 ]

　本人もそんな感じのことを言っているし、政策面では安倍政権の完全踏襲になりそう。

　当然です。菅義偉氏には自分の政策ビジョンなどはないので、それしかやりようがありません。私は、これまで、菅義偉氏から、ビジョンらしいことを聞いたこともない。

　安倍晋三氏の裏方の“スポークスマン”という立場に徹していたので、そんなことを言う必要もなかったし、考えてみることもなかったのだと思います。[ #スポークスマン ]

　不幸中の幸いなのは、今回の首相交代は安倍首相の任期を引き継ぐだけらしい。アベノミクスは既に破綻してしまったので経済面では大変になりますが、１年間の辛抱です。

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●（注1）　　“執事首相”ということについては、2020.09.01のブログ 『“密室談合”が復活してきました』をご覧ください。［→ https://bit.ly/2EYVvV0 ］