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題... もう長くないと思います

◆ 私もそう感じます。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 菅政権、麻生政権と似てきた? 支持率急落、解散先送り ⇒ http://bit.ly/3riKyRg     菅義偉政権が12年前の麻生太郎政権に「似てきた」との見方が広がっている。ともに発足時は高水準だった内閣支持率が急落。それぞれ新型コロナウイルス禍、リーマン・ショックの影響を受け、就任直後の衆院解散を見送った。当時の麻生首相は追い込まれた末の衆院選で大敗し、野党に転落した。菅首相もこの轍を踏むことになるのか。   支持率の推移だけでなく、2人の言動も重なる。新型コロナ感染対策として菅内閣が国民に大人数の会食を控えるよう呼び掛ける中、菅首相は民間人ら約15人と飲食。この後、銀座の高級ステーキ店で自民党幹部ら7人との会食に参加し、海外メディアからも批判的に報道された。インターネット番組で「ガースーです」と自己紹介したことも失笑を買い、政権幹部は「このタイミングで『ガースー』はない」と嘆いた。


◆ 付け加えれば、私が“ノーテンキ宰相”と名づけた森首相とも似ています。

 森首相は、“密室談合”の権化。彼のやることは料亭やゴルフの接待だけ。まぁ、たまになら息抜きの効果もありますが、それにうつつを抜かすようではダメ。(→ 注1)
 菅首相や彼の周辺は、“情報収集として会食を多用している”と強調しますが、会食で情報収集はできません。会食は“親睦”としての価値しかありません。[ #親睦 ]
 菅首相は政策で勝負するタイプの人ではない。多くの人と仲良くし“菅さんはいい人”と言われたがっているだけの人。毒にも薬にもならない人で、政治家にはむかない
 要は、自分に自信がないからそんなことになるのだと思います。
 菅首相は、危機的な状況で、時代のニーズをとらえた政策で危機を克服できる人ではない。国民の多くもそれを敏感に感じ取り、支持率も急落しています。[ #支持率急落 ]
 今の緊急的な時代的な政策ニーズは、安倍政治の清算とコロナの沈静化。その、どちらも、菅政権は無視しています。


◆ 私の感触では、菅政権は、麻生政権のようにいきなり“政権交代”にはならないと思います。

 現状の政界事情を見れば、野党はまだ政権獲得には全然力不足です。未だに、国民の信頼を獲得するには至っているようには感じません。
 そういう面も考察すれば、菅政権は、森政権と同じ末路をたどる気がします。
 森政権の後は小泉政権になりました。小泉純一郎氏は首相候補としては“泡沫候補”でしたが、“時代の政策課題的ニーズ”をとらえるのが上手でした。[ #時代のニーズ ]
 構造改革も郵政民営化も時代が求めていた政策ニーズ。だから、国民に支持され、自民党内の思惑が外れて首相になりました。最近では、原発廃止も時代が求めるニーズ。
 それと、小泉氏の場合、田中眞紀子氏という圧倒的な国民的人気のあった自民党女性議員を味方につけられたのも、大きかったと思います。
 自民党から小泉氏のような人が出てくれば、圧倒的支持の政権が誕生すると思います。

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●(注1)  菅首相が森首相と似ているということについては、2020.12.17のコラム『ノーテンキ宰相の二代目です』をご覧ください。[→ http://bit.ly/37BZ3Ia

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