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題... 国民が総玉砕するまで戦争をやめない国

◆ なるほど、ロシアには大きなショックだったことだと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 日露戦争に並ぶ屈辱...ロシア国営TV、へルソン撤退に「歴史的敗戦」引用し悲壮ムード ⇒ https://is.gd/DqkQoI ■

<普段は威勢よくロシア政府のプロパガンダをまき散らす国営放送だが、へルソン撤退のニュースは重苦しく暗いムードで伝えられた>

 ロシア軍がウクライナ南部のヘルソンから撤退することが決まったと報じた際は、いつもとは打って変わって沈痛な面持ち。ロシア軍の「歴史的敗北」にまで言及する意気消沈ぶりだった。

●「我々は日露戦争に負けた」

 これは「きわめて勇敢な人物」にしか下すことのできない「非常に困難な決断」だと述べ、ロシアが過去に携わった戦争に言及した。「我々は日露戦争に負けた」と、彼は1905年にロシア帝国が直面した屈辱の敗北を挙げると、「第一次世界大戦にも負けた。

 そして、「我々は今、NATOと戦争をしている」と述べ、さらにこう続けた。「NATOがこれほどの規模で我々に立ち向かってくるというのは、明らかに予想外だった」

 戦争においては「感情に流されない」ことが重要であると同時に、戦争がいかに「痛みや恐怖を伴うものか」を考えれば「軍の決断を尊重すること」も重要だと主張。


◆ ロシアは、日露戦争に負けて以来の大敗北の気分らしい。

 ロシアは、第二次世界大戦では、戦勝国はもちろん、ドイツや日本などの敗戦国以上のケタ違いの犠牲者を出しました(当時は、ソ連)。2500万人の犠牲者数。(→ 注1)

 敗戦国の日本が300万人でドイツが800万人なのに、ソ連は2500万人。驚くべき数。小さな国なら国民がひとりもいなくなってしまう。

 そんなに多くの犠牲者を出しても、勝つまで戦争をやめない国がロシアなのです。まさに、“国民全員が総玉砕”するまで戦争をやめない国ということ。

 つまり、国民の命より“国のアイデンティティ”の方が大切な国なのだと思います。[ #国のアイデンティティ ]

 日露戦争に負けたのがよほど悔しかったに違いありません。日露戦争以来、“戦争には絶対に負けてはいけない国是”の国になったのだと思います。[ #国是 ]


 こんな国と戦争をしても勝ち目はない。ロシアに勝つには皆殺しにするしかない。しかし、現実に、皆殺しにはできない。ならば、関わり合いにならないのが最善です。

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●(注1)  第二次世界大戦の犠牲者に関しては、ウィキペディアの 『第二次世界大戦の犠牲者』を参照ください。[→ https://is.gd/uitfGA ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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