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題... 駆け引きも上手なようです

◆ ファイザー社は、なかなかの戦略上手な印象です。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 米ファイザー、低中所得国にコロナワクチン20億回分提供 格差解消へ=CEO ⇒ https://bit.ly/3u6g716     ブーラCEOは「グローバル・ヘルス・サミット」で、「低中所得国に対し年内に10億回分、来年にさらに10億回分を提供することを確約する」と述べた。   低所得国には低価格で提供し、中所得国には先進国が支払う価格の約半分で提供する。先進国は1回当たり約20ドルを支払っているとみられている。


◆ 日本の製薬メーカーが、ワクチンにあまり積極的ではない理由がわかりました。

 コロナワクチンの定価が1回分20ドルなら、1億回分で約2000億円。やはり、ワクチンは思ったよりも儲からない分野のようです。[ #1回分20ドル ]
 今はコロナパンデミックで世界中がコロナワクチンを必要としているので作れば作るほど売れるが、普通のワクチンはそれほど長期間で大きなニーズがあるとも思えません。
 世界市場を一手に握るほどの立場になれれば大儲けもできますが、それは簡単なことではありません。必ず、ライバルが出てきます
 だから、日本の製薬メーカーは、ワクチン分野の基礎研究をおろそかにしていたのでしょう。そのツケが回ってきて、コロナワクチン開発に遅れをとったのだと思います。
 まぁ、製薬メーカーも企業だから、儲かりそうな分野に力を入れるのは致し方ない。


◆ 日本が得意な分野は、コロナ関連で言えば、“エクモ”などの特殊な医療装置類かも。

 私は、“志村けん”さんがコロナで亡くなった時に“エクモ”で治療したがダメだった云々のニュースを見て、エクモなどというのを聞いたことがなかったので調べてみました。[ #エクモ ]
 エクモは、いわゆる“人工心肺装置”で、特殊な心臓手術などで使われる装置という。深刻な肺炎の延命治療にも使えるということで、今は肺炎の治療にも使われているらしい。
 わが国のエクモの代表的メーカーの“テルモ”は、コロナ騒動でエクモ特需になっているとか。使い捨て注射器やカテーテルなどもテルモの得意分野。
 コロナ騒動以来、テルモは、株も上昇傾向。このブームは、もうしばらくは続きそうな感じ。私の株式投資ゲームでも、テルモ株を買って儲かっている人がいました。
 私はコロナ特需で儲かるのはマスクメーカーだと反射的に考えましたが、マスク生産は完璧なまでに中国に握られているようで、日本メーカーの出る幕はなかったようです。

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